昨晩のNY金

nyg

昨晩のNY金(2月限)は続落。前日比21.5ドル安の1トロイオンス1829.9ドルで終えた。

バイデン次期政権が追加の景気対策案を発表し、財政出動によってインフレ期待が高まり、相対的なドルの先安感が強まったものの、ドルが堅調に推移したことが金を圧迫した。米長期債利回りの低下はドル安につながっていない。

バイデン次期大統領は1.9兆ドル規模のレスキュープランに続き、2月の上下両院合同議会でインフラ投資などの経済再建策を改めて表明するが、かなり大規模な財政支援となり、議会の通過など実現性が疑問視されたことが逃避通貨であるドルを押し上げた。

中国で新型コロナウイルスの感染者数が拡大し、4都市が封鎖されている。中国経済が第1波のときのように落ち込めば、世界経済の先行きを一段と曇らせるが、足元の感染者数の伸びは限定的で、今のところ特に材料視されていない。

昨晩の海外市場

ドル円:103.88 + 0.08

NY金2021/2: 1829.9 - 21.5    

NY白金 2021/4:1089.9 - 36.5  

NYパラ 2021/3:2395.10 - 28.20  

NY原油 2021/2:52.36 - 1.21

シカゴ大豆 2021/3:1416.75 - 13.75

シカゴコーン 2021/3:531.25 - 2.75

昨晩の海外株式市場

NYダウ:30,814.26(−177.26)

S&P500:3,768.25(−27.29)

ナスダック:12,998.502(−114.136)

松下幸之助

これはダメだ、と自らモノの見方を狭くして、自由奔放な発想を委縮させてしまってはいないか。

東京原油(チャート分析)

tkoilmac

 本日の東京原油は、続落。MACでは、1月7日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(33950円)〜HMA(34580円)を下値支持帯とした上昇トレンド継続。

tkoilichimoku

 1月高値〜4月安値までの下げ幅に対する61.8%戻し(34000円)を達成。基準線〜転換線を下値支持帯として、E=36350円が試される流れ継続も、ストキャスティクスはデッドクロスで、短期的な修正安を暗示。

tkoilrenko

 練行足は陽転継続。

ゴムRSS3号先物(チャート分析)

tkrmac

 本日のゴム先限(RSS3)は、反発。MACでは、1月5日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(235.7円)〜HMA(241.9円)を下値支持帯とした上昇トレンド継続。

tkrichimoku

 転換線が下値支持。2020年10月高値を起点とした下降トレンドと重なる雲が上値抵抗として機能中。同水準の攻防が焦点。

tkrrenko

 練行足は陽転。

白金標準先物(チャート分析)

tkptmac

本日の白金先限は、反落。MACでは、12月29日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(3554円)〜HMA(3667円)を下値支持帯とした押し目買い基調継続。

tkptichimoku

 基準線〜転換線が下値支持帯。2020年9月安値を起点とした上昇チャネル継続。ただし、このまま、早々に1月12日の高値を上抜けないと、変形の三尊天井が意識される形状。

tkptrenko

 練行足は陽転継続。

金標準先物(チャート分析)

tkgmac

 本日の金先限は小反発。MACでは、13日にヒットした売りのトリガー継続。LMA(6262円)〜HMA(6357円)を上値抵抗帯とした戻り売り基調継続。

tkgichimoku

 雲の上限(強気の時代)を回復できなかったが、雲の中(中立)でとどまっている。

tkgrenko

練行足は、陰転継続。

tkghl

 10日間安値を更新し、多くのトレンドフォロー型指標は中立。改めて20日間レンジ(6079円〜6488円)放れ待ち。

tkgbb

ボリンジャーバンドでは、%Bは中段でもち合い中。-2σで底打ち感が出るのか否かが焦点。%Bのゴールデンクロスと共に、21MAを抜けてくると、強気感は増す。

TKGWEEKLY52

52週移動平均線は維持。2020年3月・11月に続き、52週移動平均線接近場面は、グランビルの買い法則。

日経225先物(チャート分析)

225mac

 本日の日経225先物は、反落。MACでは、12月29日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(27630円)〜HMA(280400円)を下値支持帯とした上昇トレンド継続。

225ichimoku

 3月安値を起点とした上昇チャネルの中心線と重なる基準線〜転換線が下値支持として機能した。上値目標は、E=29220円。N=30260円、E=31080円などがカウント可能だが、ストキャスティクスはデッドクロスで短期的な買われ過ぎ感示唆。

225renko

 練行足は、陰転。

ブラジル産大豆輸入停止を提言(フランス)

 フランスのマクロン大統領が欧州の国々に対し、アマゾンの森林伐採増加に抗議する形で、ブラジル産大豆を輸入しないよう呼びかけている。

 マクロン大統領は12日、SNSを通じて「大豆をブラジルに依存し続けるということは、アマゾンの森林伐採を推奨しているようなものだ」と発言。マクロン大統領は、2019年に法定アマゾンの森林火災の増加の問題が国際的に話題を呼んだ際、ボルソナロ大統領と激しく対立し、国際的に話題を呼んだ。

 ボルソナロ政権の環境政策や森林伐採増加は、南米南部共同市場(メルコスル)と欧州連合(EU)との自由貿易協定にも影を落としている。この協定締結には、ブラジルがアマゾンの森林伐採量を減らすことが求められているが、それが行われないために、EU内の多くの国の議会でメルコスルとの自由協定に対する賛同が得られておらず、決定が先延ばしにされている。

世界穀物収穫見通し

国際穀物理事会(IGC)月報で、2020〜21年度の世界穀物収穫見通しを22億1000万トンとし、前月予想から900万トン下方修正した。

内訳は、トウモロコシが1300万トン減の11億3300万トン。小麦は300万トン増の7億6800万トン。

20〜21年度の世界穀物消費見通しは22億1600万トン。前月から500万トン引き下げたが、前年度実績(21億9200万トン)を上回る見込み。

20〜21年度の世界穀物期末在庫は6億1100万トンと、5年ぶりの低水準と予想した。

また21〜22年度の世界小麦収穫については前年比3%増加し、過去最高の7億9100万トンと予想。
消費量も3%増え、過去最高の7億7500万トンとなる見通し。

世界の平均気温は過去最高(2020年)

国連の専門機関、世界気象機関(WMO)は14日、2020年の世界の平均気温が過去最高水準だったとする報告書を公表。産業革命前の1850〜1900年の平均に比べ約1.2度上昇し、約14.9度だった。

20年の平均気温についてNOAAと英気象庁は観測史上過去2番目の高さとし、NASAは16年と並ぶ過去最高だったと指摘。WMOは16、19、20年の気温の差は区別できないほど小さいと説明している。

寄付き予想

000海外市況速報

昨晩の海外市場はこちら。

000最終約定価格

本日の国内市場は、

貴金属市場は、金が +3円前後、白金が +43円前後、
原油市場は、 +300円前後、
ゴム市場は、+1.1円前後、
穀物市場は、コーンが +280円前後で始まる見通し。

SPDRゴールドの現物保有高

goldETF1

14日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比10.208トン減の1161.002トン。

OPEC月報

石油輸出国機構(OPEC)月報で、昨年12月の加盟国の産油量が前月比1.1%増の日量2536万バレルだったと発表。

12月の産油量を国別にみると、サウジアラビアがほぼ横ばいの896万バレル。内戦状態が続くリビアは産油量を12.5%引き上げ、122万バレルとなった。世界全体の産油量は、58万バレル増の9293万バレルと推計した。減産を免除されているリビアのほか、イラクとアラブ首長国連邦(UAE)が主導した。

 2021年の石油需要は前年比6.6%増の日量9591万バレルと見込んだ。従来予想(9589万バレル)をわずかに上方修正した。20年は9.8%減の9001万バレルになったと推計した。

また、米国のシェールオイルの見通しは価格上昇により、やや楽観的になっており、2021年後半には生産がさらに回復すると指摘した。減産政策が競合国の増産を後押ししていることが示された。
月報によると、21年の米石油供給量は日量37万バレル増の1799万バレルで、従来予想から7万1000バレル増加した。

世界の需要見通しについては変更せず、今年の石油消費量は日量590万バレル増の9591万バレルになると予想。20年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で日量975万バレル減と、過去最大の落ち込みになった。

OPECは21年の世界経済成長をプラス4.4%と予想しているが、コロナ変異種や感染増加、ワクチン普及の遅れなどが少なくとも第1四半期の回復の妨げになる恐れがある。
記事検索
日産証券ホームページ
留意事項

プロフィール

菊川 弘之

当資料は情報提供を目的としており、日産証券(株)の取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません。内容の正確性、完全性には万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。記載された意見及び予測等は当資料の作成時点のものであり、予告なしに変更することがあります。当資料により生じた、いかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
当資料の一切の権利は日産証券(株)に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
  • ライブドアブログ