どんあ事情があっても、

他人の責任にしている限り、成長はない。

過去の失敗を恐れて、
何もできなくなってしまう人、

過去の成功にしがみついて、
前に進めない人がいる。

過去の失敗を早く忘れ、
成功も早く忘れると良い。

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、東芝の不正会計問題を巡り、新日本監査法人に対して35億円の損害賠償を求める訴えを起こしたことが2日、分かった。

GPIFが監査法人を提訴するのは初めて。

訴状によると、新日本監査法人は、東芝の有価証券報告書に虚偽記載があったにもかかわらず「相当な注意を怠って」適正意見を表明し、GPIFに損失を生じさせた。GPIF側は損害額の合計を122億円余りと試算し、今回の裁判ではその一部を損害賠償として求める考え。

GPIFは不正会計問題に関連し、すでに東芝に対して計132億5000万円を求める訴訟を起こしている。

 国連安全保障理事会は2日午後(日本時間3日午前)、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を強く非難し、北朝鮮の14個人と4団体を資産凍結や渡航禁止の制裁対象に追加指定する決議を全会一致で採択。北朝鮮制裁決議の採択は7回目で、トランプ米政権発足後では初めて。北朝鮮の友好国の中国やロシアも決議に同意した。

   
 これまで安保理は長距離ではない弾道ミサイル発射には、決議より効果の薄い報道機関向け声明で応じており、制裁決議の採択は従来よりも強力な対応。ただし、決議は制裁指定対象の増加にとどまり、禁輸対象の拡大や新たな制裁措置は盛り込まれなかった。

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昨晩のドル円5分足。

yen

ドル円:5月の米雇用統計で雇用者数が市場予想ほど増えず、米利上げペースが緩やかになるとの見方から円買いドル売り優勢。一時、110.33円と2週ぶりの円高水準を付けた。

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NYダウ:前日に続いて過去最高値を更新。5月の米雇用統計で雇用者数の増加は市場予想を下回ったが、失業率は低下。労働市況は底堅いものの、追加利上げ観測が広がるほど強い内容でもなく、米利上げペースが緩やかになり、株式市場への資金流入が続くとの見方が優勢になった。

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NY金(8月限):原油安や米利上げ観測、米株価指数先物の上昇で前日安値を割ったが、米雇用が予想を下回ってドルが急反落、テクニカル買いを誘って今週高値を更新した。

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NY銀(7月限):米雇用が予想を下回ってドルが急反落、金が急反発、米国株の反発で切り返し、5月の高値を突破した。

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NY白金(7月限):米自動車販売の減少やドル高、原油急落で値を消したが、米雇用が予想を下回ってドルが急反落、金が急伸、株が反発したため、前日高値を突破。

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NYパラ(9月限):米自動車販売の減少やドル高、原油急落で値を消したが、米雇用統計後のドルの急反落や金・プラチナの急反発、株価の上値追いで一代高値を更新。

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NY原油(6月限):米国内のシェールオイルの増産やリビアの原油増産で需給均衡期待に対する懐疑的な
見方が強く売り先行。トランプ大統領が「パリ協定」から離脱を表明し、米国のシェールオイルの増産体制は続くとの思惑も嫌気された。ただし、5月の米雇用統計が弱気の内容になったことでドル安が進行したことから下げ幅を縮小。

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シカゴ大豆(7月限):今週の安値を維持したことから売り過剰感が台頭、産地の降雨予報による作付け遅れ観測、週間輸出成約高の増加、米雇用が予想を下回ってドルが急反落したこと、スペイン向けの大口成約をはやし前日高値を突破。


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シカゴコーン(7月限):産地の降雨予報による作付け遅れ観測やドル安で反発した。ドル反発や原油急落が頭を抑えたが、米雇用統計後のドルの急反落や輸出成約高の増加、大豆急伸、小麦反発で前日高値を突破。

ブラジル植物油産業協会(Abiove)は2日、2016〜17年度の大豆生産予想を1億1250万トンとし、5月時点の予想と同水準に据え置いた。また、大豆輸出見通しについても、従来通り6170万トンとした。

 ロシア国営石油大手ロスネフチのセチン社長は2日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産は米シェールオイルの増産で無駄に終わる可能性があると述べた。

 プーチン大統領側近のセチン氏はかねて協調減産への参加に消極的だったが、最終的には政府の決断に従ったが、政策効果に再び疑問を投げかけ、協調減産に取り組む産油国は、不参加の米国に市場シェアを奪われていると指摘。さらに、協調減産が市場価格を落ち着かせるのは短期間に過ぎないとして、「包括的な政策とは言えない」と批判した。

 米調査会社インフォーマ・エコノミクスは2日付の月報で、2016〜17年度のブラジルの大豆収穫予想を1億1450万トンとし、前月予想の1億1300万トンから上方修正。

 荷積みスケジュールによると、6月のナイジェリア産フォルカドス原油輸出は日量19万7000バレルの見通し。

 ナイジェリアの主要輸出パイプライン「トランス・フォルカドス」が昨年2月に武装勢力による攻撃を受けて以降、フォルカドス原油の輸出は数週間を除き、ほぼ停止していた。積み荷計画は、2016年以来初めてとなる。

 貿易業者によると、同パイプラインが5月末に稼働を再開して以降、フォルカドス・ターミナルで積み込まれた3カーゴに続き、6月は7カーゴを積み込む計画。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが2日公表した国内の石油掘削リグ稼働数は、同日までの1週間で前週比11基増の733基となり、2015年4月以来の高水準となった。前年同週(325基)の2倍超となっており、増加は20週連続と過去最長。

米短期金利先物市場が織り込む6月の米国の利上げ確率は2日、ほぼ横ばい。5月の雇用統計は、非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を下回ったが、失業率は改善して16年ぶりの低水準となった。

 CMEグループ・シカゴ商品取引所のフェデラルファンド(FF)金利先物価格からの算定によると、市場が見込む6月14日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は87%。雇用統計発表前の89%から、わずかに低下。

大 豆:62万6200トン(事前予想:30万〜65万トン)

コーン:55万1800トン(事前予想:30万〜80万トン)

ドル・円   110.43 - 0.94

NY金  2016/ 8   1280.2 + 10.1

NY銀  2016/7  1752.5 + 24.4
 
NYプラ 2016/7  953.4 + 24.4    

NYパラ 2016/9    834.05 + 10.95    

NY原油 2016/7  47.66 -0.70

シカゴ大豆  2016/7 921.25 + 9.00

シカゴコーン 2016/7 372.75 + 2.25

貿易収支(4月):-476億ドル

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