yen


ドル円は調整局面。2016年12月高値〜2017年4月安値までの下げ幅に対する61.8%戻しで上値が抑えられている格好。転換線〜雲の上限が下値支持帯。

dow

週末のNYダウは、小幅続落。じりじり下値を切り下げる展開。上げ過程で空けた2つのGAPを埋める展開。

wti

週末のNY原油(6月限)は、小幅続伸。1月高値を起点とした下降チャネル内の動き。基準線が上値抵抗。5日下ヒゲ安値が、当面の底値候補。

時間国名 経済指標・行事 事前予想
8:50日本4月国内企業物価指数[前年同月比] 
11:00中国4月小売売上高[前年同月比]+10.6%
11:00中国4月鉱工業生産[前年同月比]+7.1%
21:30米国5月ニューヨーク連銀製造業景気指数  
23:00米国5月NAHB住宅市場指数  
24:00米国前週分USDA週間輸出検証高  
29:00米国3月対米証券投資(短期債除く)  

時間国名 経済指標・行事 事前予想結果
8:50日本4月マネーストックM2[前年同月比] +4.3%
15:00独国1-3月期国内総生産(GDP、速報値)[前年同期比]+1.7%+1.7%
15:00独国4月消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比]+0.0%+0.0%
18:00ユーロ3月鉱工業生産[前月比]+0.3%-0.1%
21:30米国4月消費者物価指数(CPI)[前年同月比]+2.3%+2.2%
21:30米国4月小売売上高[前月比]+0.6%+0.4%
23:00米国5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 97.097.7
23:00米国3月企業在庫[前月比]+0.1%+0.2%

nypt
週末のNY白金(7月限)は、反落。ネックラインを上抜けず、上ヒゲの長い十字線引け。終値ベースでの十字線放れ待ち。H慣れた方向に動意付く。

nyg

週末のNY金(6月限)は、続伸。5月9日安値を起点とした自律反発局面。転換線が上値抵抗。

海外市況速報20170515

週末の海外市場はこちら。クリックすると拡大します。

最終約定価格20170515

本日は全般的に小幅安で始まる見通し。

世界の99カ国・地域で12日、企業や病院、学校などに対する大規模なサイバー攻撃が発生し、10万台以上のコンピューターが被害を受けた。攻撃には、パソコンを感染させ、復旧と引き換えに300ドルから600ドルの支払いを要求する「身代金(ランサム)ウエア」が使われた。

ルノーは13日、自社システムにランサムウエアが拡散するのを防ぐため、仏サンドヴィルとルーマニアの工場で生産を停止したと発表。

12日から世界規模で広がったサイバー攻撃について、欧州警察機関(ユーロポール)のウェインライト長官は14日、英民放テレビITVに対し、被害数は少なくとも150カ国の企業など20万件に上ると明らかにした。

「脅威の高まりに直面している。被害者数は増加中だ」と強調。週明けの15日、多くのコンピューターのスイッチが入れられることで、さらに被害が広がる可能性を警告。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験が14日に実施され、「成功した」と報じた。

ドル・円  113.34 - 0.52  

NY金  2016/ 6 1227.7 + 3.5

NY銀  2016/7 1640.2 + 13.7   

NYプラ 2016/7  917.5 - 0.2   

NYパラ 2016/6   803.50 + 4.55 

NY原油 2016/5   47.84 + 0.01

シカゴ大豆  2016/7 963.00 - 3.25

シカゴコーン 2016/7 371.00 + 1.75

yen

ドル円:4月の米小売売上高が市場予想ほど伸びず、米CPIも前年同月比で上昇率が鈍化。米金利が低下、日米金利差が縮小から円買い・ドル売りが優勢に。原油が続伸し、対ドルで新興国通貨が買われた事や、エバンス・シカゴ連銀総裁が「インフレ見通しが不透明ならば、利上げは1回で良い」と述べていたこともドル売りの一因。

dow

NYダウ:小売企業で相次ぐ低調な四半期決算や市場予想を下回る米経済指標を受けて、投資家心理が悪化し売りが優勢になった。百貨店のJCペニーとノードストロームが前日夕以降に発表した決算は、既存店売上高がともに市場予想以上に減った。

nyg

NY金(6月限):目先の底入れムードやドル安加速、米景気減速を示唆する統計が続いた事、米10年債利回りの急低下、米株価下落で前日高値を突破。トランプ大統領がFBI長官を解任し、逆に「ロシア疑惑」が広がったことも心理的な支援材料。

nyslv

NY銀(7月限):目先の底入れムードや金の上昇で前日高値を抜いたあと、米株価指数先物の下落で後退したが、米景気減速やドル急落、金の上値追いで今週高値を更新。

nypt

NY白金(7月限):米小売売上高が予想を下回ったことや、米消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、インフレ沈静を示したことから、米早期利上げ観測がやや後退したが、原油反落や米株価指数先物の下落が圧迫、米企業在庫の増加など米景気減速も嫌気され、週末を控えた手じまい売りでマイナスサイドに転落した。

nypal

NYパラ(6月限):ドル安・原油高や金・プラチナの上昇、米景気減速による利上げ観測の後退で急伸したあと、株価下落で後退したが、ドル安加速で上昇が再開した。

wti

NY原油(6月限):4月の米小売売上高を受け、米早期利上げ観測の後退からドルが売り先行となり、48ドル台に上昇。しかし、48ドル台では戻り売りで上値が抑えられた。午後に入り、ベーカー・ヒューズ社が発表した週間の米国内で稼働中のリグ(掘削機)が前週比8期増加の855基となり、米国内で増産体制が改めて裏付けられる格好となった事も一因。十字線で引け、方向感に乏しい格好となった。

cs

シカゴ大豆(7月限):週末以降の産地の好天・気温上昇予報で作付け進展が予想されることや、ドル高で前日安値を下回ったあと、ドル反落で反発したが、作付け進展観測で値を消した。

cc

シカゴコーン(7月限):産地の天気回復や気温上昇が予報され、作付け進展観測が広がったことや、小麦反落、原油反落、ブラジル生産高の上方修正で売りが優勢になったが、ドル安加速で押し目買いで切り返した。今年の米国生産高の減産予想や、米期末在庫の下方修正を見直す買いが入った。

生きていることを楽しもう。そうすりゃ、治る病なら、黙っていてもすぐ治る。治らない病は、どう思ったって治らないんだから、そのときはしょうがねえじゃないか

イタリア南部バリで13日に閉幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は、保護主義的な政策を掲げる米国との対立を避けるため、自由貿易の議論を棚上げした。

 出席者からは保護主義を否定する発言が続出したが、ムニューシン米財務長官は閉幕後、貿易が自由・公正でない場合は保護主義も辞さないと表明するなど、米国と他国との溝が表面化した。

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