日経225(チャート分析)
石油連盟週報
ブラジルGDP
ブラジル地理統計院(IBGE)は7日、2016年の国内総生産(GDP)はマイナス3.6%だったと発表。
同国は15年もマイナス3.8%を記録しており、1930年代以来、最悪の景気後退となった。
落ち込みが大きかったのは、農業(マイナス6.6%)、工業(マイナス3.8%)、サービス(マイナス2.7%)の3分野。家計消費もマイナス4.2%で、最新の統計で12.6%を記録するなど高い失業率が影を落とした。
政策金利を長期にわたり14%超に据え置いたことなどで投資(マイナス10.2%)の落ち込みにつながったほか、大型汚職事件に伴う政治の不安定化、緊縮財政による歳出の削減も経済低迷に影響を与えた。
四半期別でみると、16年10〜12月期の経済成長率は前年同期比マイナス2.5%。
前年同期比ベースでは14年4〜6月期以降、11期連続の前年割れとなった。
同国は15年もマイナス3.8%を記録しており、1930年代以来、最悪の景気後退となった。
落ち込みが大きかったのは、農業(マイナス6.6%)、工業(マイナス3.8%)、サービス(マイナス2.7%)の3分野。家計消費もマイナス4.2%で、最新の統計で12.6%を記録するなど高い失業率が影を落とした。
政策金利を長期にわたり14%超に据え置いたことなどで投資(マイナス10.2%)の落ち込みにつながったほか、大型汚職事件に伴う政治の不安定化、緊縮財政による歳出の削減も経済低迷に影響を与えた。
四半期別でみると、16年10〜12月期の経済成長率は前年同期比マイナス2.5%。
前年同期比ベースでは14年4〜6月期以降、11期連続の前年割れとなった。
EU離脱法案、修正
英上院は7日、欧州連合(EU)に離脱を通告する権限をメイ首相に与える法案について、新たな修正案を賛成多数で可決。
上院は1日にも別の修正案を可決しており、無修正での法案成立をもくろんでいたメイ政権にとっては2度目の打撃となった。
法案は2月初めに下院を無修正で通過したが、上院で修正が加わったことで下院に差し戻される。13日から下院で再審議が行われる予定。
今回の修正案は、離脱交渉での最終合意を議会に諮ることや、EUとの合意なしで離脱する場合も議会承認を得ることを義務付ける内容。
政府側は、こうした修正がEUとの交渉上不利に働くとして反発しており、デービスEU離脱担当相は声明で「下院でこれら修正案の否決を目指す」方針を示した。
メイ首相は3月中にEU側に離脱通告する意向を堅持している。
上院は1日にも別の修正案を可決しており、無修正での法案成立をもくろんでいたメイ政権にとっては2度目の打撃となった。
法案は2月初めに下院を無修正で通過したが、上院で修正が加わったことで下院に差し戻される。13日から下院で再審議が行われる予定。
今回の修正案は、離脱交渉での最終合意を議会に諮ることや、EUとの合意なしで離脱する場合も議会承認を得ることを義務付ける内容。
政府側は、こうした修正がEUとの交渉上不利に働くとして反発しており、デービスEU離脱担当相は声明で「下院でこれら修正案の否決を目指す」方針を示した。
メイ首相は3月中にEU側に離脱通告する意向を堅持している。
実質GDP・2次速報値(第4四半期)
実質GDP・2次速報値(第4四半期):前期比0.3%
事前予想:0.4%
前回:0.2%
前期比年率:1.2%
事前予想:1.5%
前回:1.0%
事前予想:0.4%
前回:0.2%
前期比年率:1.2%
事前予想:1.5%
前回:1.0%
国際収支
国際収支(1月):655億円
事前予想:2700億円
前回:11122億円(経常収支)
経常収支季調済12598億円
事前予想:14641億円
前回:16594億円(16692億円から修正)
貿易収支:-8534億円
事前予想:-8002億円
前回:8068億円
事前予想:2700億円
前回:11122億円(経常収支)
経常収支季調済12598億円
事前予想:14641億円
前回:16594億円(16692億円から修正)
貿易収支:-8534億円
事前予想:-8002億円
前回:8068億円
本日の経済指標
時間 | 国名 | 経済指標・行事 | 事前予想 | ||
8:50 | 日本 | 10- 12月期 | 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) | [年率換算] | +1.6% |
8:50 | 日本 | 1月 | 国際収支・貿易収支 | ||
8:50 | 日本 | 1月 | 国際収支・経常収支 | 2390億円 | |
14:00 | 日本 | 1月 | 景気先行指数(CI)・速報値 | ||
14:00 | 日本 | 1月 | 景気一致指数(CI)・速報値 | ||
16:00 | 独国 | 1月 | 鉱工業生産 | [前月比] | |
22:15 | 米国 | 2月 | ADP雇用統計 | [前月比] | 19.0万人 |
22:30 | 米国 | 10- 12月期 | 四半期非農業部門労働生産性・改定値 | [前期比] | +1.5% |
24:00 | 米国 | 1月 | 卸売在庫 | [前月比] | -0.1% |
24:30 | 米国 | 前週分 | EIA週間石油在庫統計 | ||
未定 | 日本 | 2月 | 景気ウオッチャー調査-現状判断DI | ||
未定 | 中国 | 2月 | 貿易収支 | 257.5億ドル |
昨日の経済指標
時間 | 国名 | 経済指標・行事 | 事前予想 | 結果 | ||
16:00 | 独国 | 1月 | 製造業新規受注 | [前月比] | -7.4% | |
19:00 | ユーロ | 10- 12月期 | 四半期域内総生産(GDP、確定値) | [前年同期比] | +1.7% | +1.7% |
22:30 | 米国 | 1月 | 貿易収支 | -480億ドル | -485億ドル | |
29:00 | 米国 | 1月 | 消費者信用残高 | [前月比] | 170億ドル | 88億ドル |
本日の東京商品市場の寄り付き見通し
NYダウ(チャート分析)
NY原油(チャート分析)
NY白金(チャート分析)
NY金(チャート分析)
週末の海外市場(ヘッドライン)
ドル円:米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利上げが決定される公算が大きいとみられており、ドル買いがやや優勢。ただし、米貿易収支は赤字額が前月から拡大。貿易赤字の規模はほぼ5年ぶりの高水準となった事で、貿易不均衡への反発を強めかねないとの警戒感もあり、ドルの上値は限定的。
NYダウ:トランプ米大統領がツイッターで薬価の引き下げに取り組む考えを表明したことで医薬品株などが売られ、続落。
NY金(4月限):3月の米利上げが確実視されることや、ドル高、米10年債利回りの上昇、原油反落で続落。
NY銀(5月限):3月の米利上げ観測やドル高、米株価指数先物の下落、金の下値追いが嫌気され、急反落。
NY白金(4月限):米利上げが確実視されることやドル高、金の下値追い、米株価指数先物の下落で大幅に続落。
NYパラ(6月限):来週の米利上げ観測やドル高、金・プラチナの下値追いで値を消したあと、米経済政策への期待で続伸。
NY原油(4月限):石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意期限の延長の思惑や先行きの供給過剰の解消期待なども目新しさはなく、中国経済の成長ペースの鈍化なども引き続き重しとなり下落した。
シカゴ大豆(5月限):ブラジルの豊作観測や、ブラジル産への輸入シフト観測、米国大豆作付面積の増加予想、米農務省報告で南米生産高・期末在庫の上方修正が予想されることが嫌気され、大幅続落。
シカゴコーン(5月限):大豆・小麦の下落、3月の米利上げ観測を受けたドル高・商品安の流れ、大豆・小麦の下値追い、南米コーン生産高及び期末在庫の上方修正予想で続落。