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 本日の東京金は続落。MACでは、7日にヒットした売りのトリガー継続の状態。 LMA(3/8:4484円)〜HMA(3/8:4517円)を上値抵抗帯とした戻り売り基調。
 2016年10月安値を起点とした上昇チャネル下限で、下げ止まるか否かが焦点。

225

 本日の日経225は、続落。2016年6月安値を起点とした上昇チャネル下限〜一目均衡表の雲を試す流れ。
19700円〜心理的節目20000円が上値抵抗帯。

8日発表の石油連盟週報(2月26日〜3月4日)によると、

週末在庫は、 
paj-gs

ガソリンが、前週比0.3%増の171万5944キロリットル。

paj-kr

灯油が、前週比5.5%減の134万0076キロリットル。

週間原油処理量は、1.1%減の387万2181キロリットル。

出荷量は、
 ガソリンが、前週比0.2%増の97万7028キロリットル。
 灯油が、前週比23.1%減の45万5762キロリットル。

 ブラジル地理統計院(IBGE)は7日、2016年の国内総生産(GDP)はマイナス3.6%だったと発表。

 同国は15年もマイナス3.8%を記録しており、1930年代以来、最悪の景気後退となった。

 落ち込みが大きかったのは、農業(マイナス6.6%)、工業(マイナス3.8%)、サービス(マイナス2.7%)の3分野。家計消費もマイナス4.2%で、最新の統計で12.6%を記録するなど高い失業率が影を落とした。

 政策金利を長期にわたり14%超に据え置いたことなどで投資(マイナス10.2%)の落ち込みにつながったほか、大型汚職事件に伴う政治の不安定化、緊縮財政による歳出の削減も経済低迷に影響を与えた。

 四半期別でみると、16年10〜12月期の経済成長率は前年同期比マイナス2.5%。
前年同期比ベースでは14年4〜6月期以降、11期連続の前年割れとなった。

英上院は7日、欧州連合(EU)に離脱を通告する権限をメイ首相に与える法案について、新たな修正案を賛成多数で可決。

 上院は1日にも別の修正案を可決しており、無修正での法案成立をもくろんでいたメイ政権にとっては2度目の打撃となった。

法案は2月初めに下院を無修正で通過したが、上院で修正が加わったことで下院に差し戻される。13日から下院で再審議が行われる予定。

 今回の修正案は、離脱交渉での最終合意を議会に諮ることや、EUとの合意なしで離脱する場合も議会承認を得ることを義務付ける内容。

 政府側は、こうした修正がEUとの交渉上不利に働くとして反発しており、デービスEU離脱担当相は声明で「下院でこれら修正案の否決を目指す」方針を示した。

メイ首相は3月中にEU側に離脱通告する意向を堅持している。

実質GDP・2次速報値(第4四半期):前期比0.3%
 事前予想:0.4%
 前回:0.2%

前期比年率:1.2%
 事前予想:1.5% 
 前回:1.0%

国際収支(1月):655億円
 事前予想:2700億円
 前回:11122億円(経常収支)

経常収支季調済12598億円
 事前予想:14641億円
 前回:16594億円(16692億円から修正)

貿易収支:-8534億円
 事前予想:-8002億円
 前回:8068億円

時間国名 経済指標・行事 事前予想
8:50日本10-
12月期
四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[年率換算]+1.6%
8:50日本1月国際収支・貿易収支  
8:50日本1月国際収支・経常収支 2390億円
14:00日本1月景気先行指数(CI)・速報値  
14:00日本1月景気一致指数(CI)・速報値  
16:00独国1月鉱工業生産[前月比] 
22:15米国2月ADP雇用統計[前月比]19.0万人
22:30米国10-
12月期
四半期非農業部門労働生産性・改定値[前期比]+1.5%
24:00米国1月卸売在庫[前月比]-0.1%
24:30米国前週分EIA週間石油在庫統計  
未定日本2月景気ウオッチャー調査-現状判断DI  
未定中国2月貿易収支 257.5億ドル

時間国名 経済指標・行事 事前予想結果
16:00独国1月製造業新規受注[前月比] -7.4%
19:00ユーロ10-
12月期
四半期域内総生産(GDP、確定値)[前年同期比]+1.7%+1.7%
22:30米国1月貿易収支 -480億ドル-485億ドル
29:00米国1月消費者信用残高[前月比]170億ドル88億ドル

海外市況速報20170308

 昨晩の海外市場は、こちら。画像をクリックすると拡大します。

最終約定価格20170308

 本日は、ドル円の上値の重さ+前日の海外市場安を受けて、全面安で始まる見通し。チャート上の底打ちパターン待ち。値頃判断は避けたい時間帯。

dow

 昨晩のNYダウは、小幅続落。小さな十字線が続いている。転換線割れなら、基準線への調整が意識される形状。

wti

 昨晩のNY原油(4月限)は、反落。転換線で上値が抑えられた。引き続き、200日移動平均線〜心理的節目55ドルレンジ内での、狭い保合い放れ待ち。

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 昨晩NY白金(4月限)は、続落。基準線〜転換線が上値抵抗帯に変化。2016年12月安値〜2017年2月高値までの上昇に対する61.8%押し(952.1ドル)と重なる雲の下限支持。

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 昨晩のNY金(4月限)は、続落。基準線を割り込み下げ加速。2016年12月安値〜2017年2月高値までの上昇に対する38.2%押しで下げ止まるか否かが焦点。半値押しは、1196.1ドル。心理的節目1200ドルが下値支持。

yen

ドル円:米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利上げが決定される公算が大きいとみられており、ドル買いがやや優勢。ただし、米貿易収支は赤字額が前月から拡大。貿易赤字の規模はほぼ5年ぶりの高水準となった事で、貿易不均衡への反発を強めかねないとの警戒感もあり、ドルの上値は限定的。

dow

NYダウ:トランプ米大統領がツイッターで薬価の引き下げに取り組む考えを表明したことで医薬品株などが売られ、続落。

nyg

NY金(4月限):3月の米利上げが確実視されることや、ドル高、米10年債利回りの上昇、原油反落で続落。

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NY銀(5月限):3月の米利上げ観測やドル高、米株価指数先物の下落、金の下値追いが嫌気され、急反落。

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NY白金(4月限):米利上げが確実視されることやドル高、金の下値追い、米株価指数先物の下落で大幅に続落。

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NYパラ(6月限):来週の米利上げ観測やドル高、金・プラチナの下値追いで値を消したあと、米経済政策への期待で続伸。

wti

NY原油(4月限):石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意期限の延長の思惑や先行きの供給過剰の解消期待なども目新しさはなく、中国経済の成長ペースの鈍化なども引き続き重しとなり下落した。

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シカゴ大豆(5月限):ブラジルの豊作観測や、ブラジル産への輸入シフト観測、米国大豆作付面積の増加予想、米農務省報告で南米生産高・期末在庫の上方修正が予想されることが嫌気され、大幅続落。

ccorn

シカゴコーン(5月限):大豆・小麦の下落、3月の米利上げ観測を受けたドル高・商品安の流れ、大豆・小麦の下値追い、南米コーン生産高及び期末在庫の上方修正予想で続落。

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