ドル・円:メイ英首相の発言を受けた英国債利回り下げを嫌気し、テクニカル的な売りも巻き込みながら反落。

NYダウ:原油先物相場の下落でエクソンモービルなど石油株が売り込まれ指数を押し下げた。米長期金利の低下で金融銘柄の下げが目立った事も一因。

NY金(2月限):ドル安や米株価指数先物の下落、トランプ新政権への不透明感、欧州の政局不安、英国のEU離脱手続き本格化に対する懸念で値を飛ばした。

NY銀(3月限):ドル安再開や金の上値追いで金曜高値を突破した。

NY白金(4月限):970ドルで下げ止まったあとは、原油急落や米株価指数先物の下落が足を引っぱったが、ドル安加速や金の急伸で約2カ月ぶりの高値に切り返した。

NYパラ(3月限):ドル安、中国株の上昇、金・プラチナの上昇で金曜高値を突破したが、原油急落や米株価指数先物の下落で反落。

NY原油(2月限):産油国の減産開始も、イランとイラクの原油輸出増加や米石油リグ稼動数の増加などから、供給過剰の解消に向けた減産効果が限られるのではとの懸念から、3週間ぶりの水準まで大きく下落。

シカゴ大豆(3月限):ドル安加速やアルゼンチン産地の降雨、ファンドの買い越し縮小に対する逆張り買い、指数ファンドの買い増し予想、米大豆生産高・期末在庫の下方修正予想で切り返した。

シカゴコーン(3月限):アルゼンチン産地の先週末の降雨で上昇したあと、360セントの突破に失敗したこと、原油急落、南米の生育がおおむね順調なこと、ファンドの買い越し縮小、エタノール利益縮小で値を消したが、ドル安加速や大口買いで切り返した。

ドル・円 116.06 - 0.96

NY金  2016/ 2   1184.9 + 11.5

NY銀  2016/3   1668.3 + 16.4

NYプラ 2016/4  982.6 + 12.0

NYパラ 2016/3  757.15 - 1.20

NY原油 2016/2  51.96 - 2.03

シカゴ大豆  2016/3 1005.25 + 10.50

シカゴコーン 2016/ 3 360.00 + 2.00

中国共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙である環球時報は9日、トランプ米次期大統領が「一つの中国」政策を守らない場合、中国は「報復する」と警告した。

大廻り三年、小廻り三ヵ月

中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した12月末時点の中国外貨準備高は3兆0110億ドルで、2011年2月以来の低水準まで減少。

 トランプ次期米大統領の政権移行チームは8日までに、オバマ政権下で政治任命されていた各国大使の全員に対しトランプ氏が就任する今月20日までに任地を離れるよう指示した。

 政治任命の大使は大統領と親密だったり選挙戦での大口献金者だった人物などが指名されることが多く、政権が交代すれば辞任するのが慣行となっている。ただ、子どもの教育問題や配慮が必要な特別な家庭環境などを抱えている大使に対しては一定の任期延長が認められる例もあった。

 しかし、今回の政権移行チームの指示では例外なく20日までの離任を求め、任期延長を拒否する意向を示している。

 該当する各国大使が指示に従った場合、英国、ドイツ、カナダ、日本やサウジアラビアなど米国が重視する国で大使が不在となる事態も起こりえる。新たな大使の赴任には、トランプ氏の指名、米上院での承認審議などの手続きが必要で数カ月かかる可能性もある。

 米国務省の推定によると、世界中の米国大使のうち約70%がキャリア外交官。

大 豆: 8万7700トン(事前予想:50万〜150万トン)

コーン:42万9200トン(事前予想:55万〜105万トン)

小 麦:18万3700トン(事前予想:25万〜52.5万トン)

大豆粕: 8万3300トン(事前予想:10万〜 35万トン)

大豆油: 3万0900トン(事前予想:0.5万〜 2万トン)

イランのラフサンジャニ元大統領が8日、死去した。国営放送が報じた。82歳。心臓発作とみられ、同日緊急入院していた。

最高指導者ハメネイ師の長年のライバルで、1979年のイラン革命後に国交を断絶した米国との関係改善を模索した先駆者的存在。保守穏健派ロウハニ大統領の後ろ盾として政界に強い影響力を誇っていた。

朝鮮中央放送によると、北朝鮮外務省のスポークスマンは8日、ICBMの発射について、「最高首脳部が決定する、任意の時刻と場所で発射される」と述べ、いつでも発射は可能だと主張した。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が8日、誕生日を迎えた。33歳になったとされる。最高指導者就任から5年の節目に当たるが、ラヂオプレス(RP)によると、誕生日に関連した北朝鮮国営メディアの報道はなく、大規模な祝賀行事も確認されていない。

江戸はカネ儲ける地なり

ふつう、売り建てがあって、相場が下げに入れば、それまでの売り玉の儲けで満足してしまう人も多い。しかし、それは序の口、追撃売りの方が、むしろ大きくなる事である。相場の流れは変わってしまっているのだから、安全だし、しかも相場は下へ行き過ぎるのである。

米油田サービス会社ベーカー・ヒューズから発表された6日時点の米石油リグ稼動数は前週比4基増加の529基。前年同期を2.5%上回る一方、2014年10月10日のピーク(1609基)を67%下回っている。

アンゴラの国営石油会社ソナンゴルは6日遅く、石油輸出国機構(OPEC)による1月1日からの減産合意の一環として、産油量を日量7万8000バレル減らし、167万3000バレルに引き下げたと発表。

11月の米貿易赤字は452億ドルに拡大、予想は454億ドル。

↑このページのトップヘ