金融緩和を徐々に取り除いていく根拠はかなり強い。

ドル・円:11月の米消費者態度指数の速報値(ミシガン大学調べ)が市場予想を上回ったことをきっかけに円売り・ドル買いがやや強まったが、ベテランズ・デーで米国の為替相場が休場の中、積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。

NYダウ: 前日に続き連日で過去最高値を更新した。映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーが約3%上昇し、相場上昇をけん引した。

NY金(12月限): ドル高・原油安やアジア株の上昇で前日安値を下回ったあとも、FRB副議長発言による利上げ観測や、ドル高・原油安で6月3日以来の安値に急落した。

NY銀(12月限): アジア株の上昇で反発したが、米利上げ観測の高まりやドル急伸、米国株の反落、原油・金の急落で5週間ぶりの安値に沈んだ。

NY白金(1月限):FRB副議長発言による米利上げ観測やドル急伸、金・原油の急落で値を消した。
  
NYパラ(12月限): 最近の急伸に対する反動で売りが先行、米利上げ観測の高まりや、ドル高・株安・原油安の加速、他の貴金属の下値追いで前日安値を割り込んだ。 

NY原油(12月限) :引き続き供給過剰懸念や、石油輸出国機構(OPEC)の減産の最終合意への懐疑的な見方の強まりなどが重しとなり、9月20日以来の水準まで下落。 

シカゴ大豆(1月限): マレーシア・パーム油や大豆油の急伸で値を飛ばしたが、前日高値にとどかず上昇が一服したあとは、米利上げ観測の高まりによるドル高・原油安の加速が圧迫、株価下落でリスク商品が売られたことやテクニカル売りで下げが加速。  

シカゴコーン(12月限) :FRB副議長の発言で米利上げ観測が強まり、ドル高・原油安の加速で反落。

ドル・円   ベテランズデーの祝日のため、米国市場は休場。

NY金  2016/ 12    1224.3 - 42.1

NY銀  2016/12   738.2 -135.5

NYプラ 2016/1   943.2 - 39.0

NYパラ 2016/12 684.70 - 11.80

NY原油 2016/12   43.41 - 1.25

シカゴ大豆  2016/1   978.50 -10.50

シカゴコーン 2016/ 12  340.25 - 3.25


ドナルド・トランプ氏の側近は、ジェブ・ヘンサーリング下院議員(共和、テキサス州)を財務長官候補の一人として検討している模様。実現すれば、自由市場経済に関するバックグラウンドと共和党内で厚い人脈を持つ人物が政権の要職に就くことになる。

 ヘンサーリング議員は下院金融サービス委員会委員長を務めており、2010年制定のドッド・フランク法(金融規制改革法)の縮小など、共和党が掲げる優先政策課題の実現に取り組んできた。

第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。
私にはわかりません。
しかし、第四次大戦ならわかります。
石と棒を使って戦われることでしょう。


〜アインシュタイン〜

少数派が持つ唯一の防衛手段は、消極的抵抗である。


〜アインシュタイン〜

tkoil

 本日の東京原油は、反落。MACでは、1日にヒットした売りのトリガーが継続している状況。HMA(11/11:31230円)が上値抵抗として機能した。終値ベースでのHMAの攻防が焦点。

tkr

 本日の東京ゴムは、続伸。 MACでは、8日にヒットした買いのトリガーが継続している状態。HMA(11/11:190.07円)が下値支持。

4月高値(205.1円)〜E=206.8円を達成。次のターゲットは、N=208.2円、E=218.0円がカウント可能。

 ストキャスティクスは、逆行現象。

tkpt

 本日の東京白金は、反落。LMA(11/11:3291円)が下値支持として機能した。MACでは、10月26日にヒットした買いのトリガーが継続している状態。  終値ベースで、LMAを維持できるか否かが焦点。

tkg

 本日の東京金は急反落。MACでは、21日にヒットした買いのトリガーが継続している状態。LMA(11/11:4278円)が下値支持。 10月11日安値を起点とした上昇トレンドと重なるLMA水準を、終値ベースで維持できるか否かが焦点。

225

 本日の日経225は続伸も、戻りは売られて、陰線引け。心理的節目18000円が上値抵抗。基準線〜転換線が下値支持帯。

 ドナルド・トランプ氏は10日、連邦議会を訪れ、来年1月の正式就任後は医療、国境管理、雇用を3大優先課題として取り組んでいく方針を表明。

 トランプ氏は、マイク・ペンス次期副大統領と共に、ポール・ライアン下院議長、ミッチ・マコネル上院院内総務とそれぞれ会談。議会における共和党の優先課題について話し合った。

 トランプ次期米大統領の上級顧問(安全保障問題担当)を務めるジェームズ・ウルジー氏は、オバマ政権は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加すべきだったとの認識を示した。

 オバマ政権はAIIBへの参加を見送ったが、トランプ政権発足後に米国が方針を転換する可能性もある。

日銀は2013年から強力な金融緩和を進めてきた。市場は、強力な金融緩和が最終段階に来ていると考えている。だから円が(120円近辺から)上がってきた。

トランプ氏の意図はドル安による雇用改善だ。よって、ゆるやかな円高ドル安が進みやすい。

また、仮にFRBのが12月に利上げに踏み切ったとしても、すでに織り込み済みである可能性が高く、為替に大きな変化を及ぼさないだろうとした。

円のフェアバリューは、100円ならいいところ。95-105円。100-110円なら日本政府にとって居心地がいいだろう。



〜Bloomberg〜

エネルギー関連について、新しい大統領ははるかに拡張的な政策をとるだろう。原油生産者にとっては助けになるが、原油価格にとっては悪い影響を及ぼす。

トランプ氏は保護主義のきらいがある。損をするのは誰だ?欧州だろう。輸出に大きく依存しているドイツだ。

トランプ勝利によって銅、鉄鋼、石炭(業界)、金が恩恵を受ける。


〜CNBC〜

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