2015年12月18日 黒田日銀総裁会見8 ・市場との対話、とくに今年になって難しくなったということはない ・出口の具体的イメージ、時期尚早 ・今回の措置、安倍内閣が進める成長力強化や官民対話と平仄あっているが政権のサポートではない
2015年12月18日 日経225(チャート分析) 本日の日経225は、大幅続落。日銀金融政策決定会合直後の円安を受けて、大きく上昇したものの、戻りは売られて、長い上ヒゲ陰線となった。200日移動平均線の上値抵抗が確認された格好。雲の上限で下支えられたものの、チャート形状は悪化した状態。
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見7 ・今回の措置、FRBの政策を確認してからやったということはない ・今回の措置は技術的な面あり、若干わかりにくいところはあると思う ・追加緩和しなければならないときは、当然思い切ったことやる
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見6 ・原油価格の前提、1月展望リポートの見通しつくる段階にならないとわからない ・日銀のコアCPI見通しが、賃上げ交渉に影響与えるという見方は当たらない ・長期停滞論、通説になっているわけでない ・消費増税は政府国会で決めること、コメント控える ・2%の物価目標を早期に実現すべく引き続き全力
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見5 ・冬のボーナス・来年の賃上げに強い関心、2%物価上昇に不可欠 ・年限長期化、追加緩和的なものと考えていない ・今回の措置、QQEの質を大きく変えるものではない
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見4 ・春闘と今回の措置、関係ない ・いくつかの指標でインフレ期待下振れしているの事実 ・企業物価見通しは短期中心に低下、中長期のインフレ期待はそれほど下がっていない ・日次物価指数、高い所で推移している ・物価の基調、広い品目でしっかり上昇 ・インフレ予想は重要な要素であり、今後も注視 ・インフレ期待、今の時点で大きく下方に振れているということはない
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見3 ・金融緩和について、当面限界あるとは思っていない ・長期国債買い入れ、今の時点で限界あるとは思っていない ・保有国債の平均残存期間7-10年を突破するわけでない ・残存期間長期化、予防的、予備的に進めるのが望ましいと判断
2015年12月18日 黒田日銀総裁会見2 ・今回の措置、下振れリスクに対応する追加緩和ではない ・現在は下振れリスク顕在化した状況でない ・QQEをしっかり継続し、物価2%に必要なら迅速に調整できるようにするための措置