金保有高(IMF)
不正相場操縦(HFT)
コンピュータープログラムを悪用して不正な相場操縦を行ったとして、米検察当局から昨年起訴された超高速取引(HFT)業者に対する公判が26日、シカゴの連邦裁判所で開かれた。
2010年の米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部として導入された相場操縦の禁止違反では、初の刑事裁判。
起訴状によると、レッド・バンクとパンサー・エナジー・トレーディングのオーナー、マイケル・コスシア被告(53)は、自ら作成したプログラムを使い、市場に大量の買い注文があるように偽装した疑い。大量の買い注文で相場が上昇した後、高値で売り抜けると同時に、瞬時に買い注文をキャ
ンセルすることで不正な利益を上げていた。
起訴状によると、同被告は、CMEグループが運営する17の取引所とICEフューチャーズ・ヨーロッパ運営の三つの取引所で、計約160万ドルを荒稼ぎした。
同被告が作成したプログラム「フラッシュ・トレーダー」と「クォート・トレーダー」は、一瞬の間に自動で取引をキャンセルすることが可能だった。
2010年の米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部として導入された相場操縦の禁止違反では、初の刑事裁判。
起訴状によると、レッド・バンクとパンサー・エナジー・トレーディングのオーナー、マイケル・コスシア被告(53)は、自ら作成したプログラムを使い、市場に大量の買い注文があるように偽装した疑い。大量の買い注文で相場が上昇した後、高値で売り抜けると同時に、瞬時に買い注文をキャ
ンセルすることで不正な利益を上げていた。
起訴状によると、同被告は、CMEグループが運営する17の取引所とICEフューチャーズ・ヨーロッパ運営の三つの取引所で、計約160万ドルを荒稼ぎした。
同被告が作成したプログラム「フラッシュ・トレーダー」と「クォート・トレーダー」は、一瞬の間に自動で取引をキャンセルすることが可能だった。
ミサイル駆逐艦「ラッセン」接近中
米国防当局者は米国時間26日、米海軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」が、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)の境界に接近しており、12カイリ内に数時間とどまる見通しだと発表。
中国は米国を批判
ワシントンの中国大使館は26日、南シナ海で中国が「領海」と主張する人工島12カイリ内に米軍が駆逐艦の派遣を計画していることについて、航行の自由を力の誇示の言い訳にすべきでないと批判。
原油見通し(GS)
12カイリ内に
米軍の駆逐艦が12カイリ内に入った。
合意間近?
ロイター報道によると、米国の予算協議および債務上限引き上げを巡り、ホワイトハウスおよび米議会指導部が合意間近となっている模様。
与野党合意案は、2016年11月の大統領選および2017年1月の次期大統領就任をカバーする時期(2017年3月)まで債務上限を引き上げるほか、今後2年間の裁量的支出の上限を計800億ドル(国防と非国防で半々;2016年度が500億ドル、2017年度が300億ドル)引き上げる見通し。
なお、現在の財政問題の期限としては、債務上限引き上げが11月3日、つなぎ予算の失効が12月11日となっていた。
共和党のベイナー下院議長が今月末の辞任を表明し、29日に新下院議長の選出が控える中(ポール・ライアン氏が就任する公算)、与野党合意が成立するなら、短期的には政治的不透明感解消が意識される可能性。
与野党合意案は、2016年11月の大統領選および2017年1月の次期大統領就任をカバーする時期(2017年3月)まで債務上限を引き上げるほか、今後2年間の裁量的支出の上限を計800億ドル(国防と非国防で半々;2016年度が500億ドル、2017年度が300億ドル)引き上げる見通し。
なお、現在の財政問題の期限としては、債務上限引き上げが11月3日、つなぎ予算の失効が12月11日となっていた。
共和党のベイナー下院議長が今月末の辞任を表明し、29日に新下院議長の選出が控える中(ポール・ライアン氏が就任する公算)、与野党合意が成立するなら、短期的には政治的不透明感解消が意識される可能性。
債務上限問題
本日の注目指標
発表予定時間 国名 指標名 事前予想
納会 日本 東京貴金属
納会 日本 東京小豆
-- 米国 FOMC(1日目)
18:30 英国 GDP(前期比) +0.6
18:30 英国 GDP(前年同期比) +2.4
21:30 米国 耐久財受注(前期比) -1.5%
21:30 米国 耐久財受注(除輸送機器、前期比) 0.0%
22:00 米国 ケースシラー住宅価格指数 182.26
23:00 米国 リッチモンド連銀製造業指数 -3
23:00 米国 消費者信頼感指数(コンファレンスボード) 103.0
納会 日本 東京貴金属
納会 日本 東京小豆
-- 米国 FOMC(1日目)
18:30 英国 GDP(前期比) +0.6
18:30 英国 GDP(前年同期比) +2.4
21:30 米国 耐久財受注(前期比) -1.5%
21:30 米国 耐久財受注(除輸送機器、前期比) 0.0%
22:00 米国 ケースシラー住宅価格指数 182.26
23:00 米国 リッチモンド連銀製造業指数 -3
23:00 米国 消費者信頼感指数(コンファレンスボード) 103.0
NYダウ(チャート分析)
NY原油(チャート分析)
NY白金(チャート分析)
NY金(チャート分析)
本日の東京商品市場の見通し
昨晩の海外市場は、こちら。画像をクリックすると拡大します。
ドル円は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、高値修正の動きとなった。海外市場では前週末の流れを引き継ぎ、早々に121.54円と8月31日以来の高値を付けるも、その後は積極的な買いが続かず。欧州株式相場の軟調さなどを背景にリスクオンの動きが後退。9月の米新築住宅販売件数が予想に反して急減し、昨年11月以来の低水準となり、7月と8月の数字が下方修正されたことを嫌気された。
NY金(12月限)は、米住宅販売の減少やドル安・株安で反発。ただ、上昇一服後は、原油の下値追いや株価の戻りで高値から下押された。FOMCを控え、手じまい売りが出た。
NY白金(1月限)は、中国の景気減速懸念や米株価指数先物の下落が圧迫、金曜安値を下回って下げが加速。
NY原油(12月限)は、米原油在庫がこの時期としての過去5年平均を1億バレル超上回っていることや、OPEC(石油輸出国機構)による生産調整の兆しがないこと、中国経済の減速など需要面の回復期待も見込めそうもないことなどが、引き続き圧迫要因となった。
シカゴ大豆(11月限)は、中国向けの輸出増加やドル反落、飼料穀物の急伸で反発したが、9ドル突破に失敗したあとは、ブラジルの降雨予報や米国の供給増加で金曜安値を下回った。
シカゴコーン(12月限)は、大豆反落や、収穫進展で値を消したが、農家の売り控えによる現物ベーシス上昇や、小麦急伸、ドルの反落などから大幅続伸。
本日は、コーン以外は概ね調整安で始まる見通し。