銀の割安感解消進む

goldslverratio

 金が連日の最高値更新で、相対的な割安感から銀やプラチナが代替として買われてきたが、足元では割安感が、かなり解消されてきた。

 ジム・ロジャーズやピーター・シフが銀を推奨との記事が多く出始めたのが、「金銀レシオ」が、これまでの抵抗だった80を上抜き、銀の割安感が意識され始めた頃。ここ5000年の中で、最高(銀の割安)に達したことが、大きく報じられたが、4月に「金銀レシオ」がピークを打った後は、足元では急速に割安感が解消されている。

 80を再度、割り込んでおり、銀の割安感は後退している点に注意。今後、金に調整が入った場合、金以上に調整が大きくなるリスクも内在する。

雇用統計先行指標

雇用統計先行指標2007

7月の中国貿易収支

7月の中国貿易収支、623.3億ドルの黒字

7月の中国貿易収支、4422.3億元の黒字

中国輸出入

7月の中国輸入、ドルベースで前年比1.4%減
7月の中国輸出、ドルベースで前年比7.2%増


7月の中国輸入、人民元ベースで前年比1.6%増
7月の中国輸出、人民元ベースで前年比10.4%増

マーク・ファーバーの見方(金相場)

市場が上昇しているのは、必ずしも消費者物価のインフレを予想しているためではなく、過剰な貨幣増発とマイナス金利によって紙幣の購買力が侵食されていると投資家が理解しているためだ。

私は、貴金属を基本の配分(資産の4分の1)だけ保有しておき、望むなら、時に応じてトレード・ポジションを取るのを奨める。

システムへの信認が侵食されれば(まだ信認が残っていることに驚いている)、世界に金融資産と中央銀行が生み出した流動性の文脈で考えて、貴金属価格をはるかに高く押し上げるのに、たいしたお金は必要ないだろう。

短期的には買われ過ぎ感もあるが、投資家は、貴金属や暗号資産のように、貨幣増発と同様のスピードでは増大しえない資産へ逃避しようとしている。

月間書簡

砂糖見通し(ストーンX)

米商品取引会社ストーンXは6日、2020〜21年度(20年10月〜21年9月)の世界砂糖市場は、130万トンの供給不足になるとの見通しを示した。6月時点は50万トンの供給過剰と予想していた。

タイやメキシコなどの砂糖生産国で生産が減少していることや、アジアの需要が予想を上回っていることが、供給不足の主因。

タイの砂糖生産は760万トンと、前回予想を30万トン下回ると予想。メキシコの生産量も前回予想の630万トンから、590万トンに下方修正。

一方、砂糖主産国のインドとブラジル中南部の生産量は、6月実績(3020万トンと3730万トン)とほぼ変わらない見通し。

世界食料価格指数(FAO)

国連食糧農業機関(FAO)が6日に発表した7月の世界食料価格指数は平均94.2ポイントと、前月の93.1ポイントから2カ月連続で上昇。植物油、乳製品、砂糖価格が上昇をけん引した。


NY金、調整を見るうえでのチャートポイント

nygweekly52

 NY金が連日の史上更新で、上値のチャート上の節目はなく、心理的節目を10ドル刻みで試していく流れ。大きな節目では2100ドルが意識される。

 過去のチャート上で役立ちそうなのが52週移動平均線との乖離率。足元では2011年の史上最高値を更新した際の水準を超えており、2008年、2006年の乖離率に接近中。

 週足終値ベースで2006年、2008年接近or上抜いた場面では、短期的な買われ過ぎ感からテクニカル的な調整が入る可能性には注意。

 ただし、ファンダメンタルズからは強気要因が多く、値幅調整なり、日柄調整後には、押し目は買われやすいと見る。

寄り付き予想

000海外市況速報

昨晩の海外市場はこちら。

000最終約定価格

本日の東京市場は、

貴金属市場は、金が +96 円前後、白金が +72 円前後、
原油市場は、 -190 円前後、
穀物市場は、大豆が ±0 円前後、コーンが +40 円前後で始まる見通し。

本日の経済指標

本日の経済指標_20200807

週間純輸出成約高(7月30日までの週)

exx-soy2

大 豆:175万0200トン(事前予想レンジ:80万〜160万トン)

exx-corn2

コーン:270万1300トン(事前予想レンジ:200万〜300万トン)

小 麦: 61万0500トン(事前予想レンジ:30万〜 60万トン)

新規失業保険申請

米労働省が6日発表した1日までの1週間の新規失業保険申請(季節調整済み)は118万6000件と前週比24万9000件減少。3週間ぶりに減少に転じた。市場予想は141万5000件だった。

昨晩のシカゴ穀物

cs

昨晩のシカゴ大豆(11月限)は続落。前日比0.75セント安の878.00セント。
週間純輸出成約高は前週より減少したが、事前予想の上限に達する強気で、中国向けの大口成約が発表されたものの、米産地での順調な生育見通しが重石となった。

cc

シカゴコーン(12月限)は、小幅続伸。前日比0.50セント高の323.75セント。
週間純輸出成約高報告は、200万トンを大きく超えたものの、事前予想のレンジ内だったため、市場の反応は限定的、米産地で好天が続き順調な生育が見込まれることもあり、上げ幅は限られた。

昨晩のNY白金

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昨晩のNY白金(10月限)は大幅続伸。前日比24.8ドル高の1013.9ドルで終えた。

時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となったが、欧州時間に入ると、ドル安一服を受けて上げ一服となった。日中取引では、株高などを背景に押し目を買われ、2月19日以来の高値1025.0ドルを付けた。

昨晩のドル円

yen

昨晩のドル円は、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=105円50〜60銭で取引を終えた。

週間の米新規失業保険申請件数は前週から3週ぶりに減り、市場予想も大きく下回った。コロナの感染拡大で米労働市場の回復が遅れるとの懸念がやや後退したが、米雇用統計を控えて、様子見ムードが強く方向感に乏しかった。
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