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本日の東京商品市場の見通し
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ドル・円は小反発。5月の米非製造業活動は昨年4月以来の水準に縮小したが、米雇用拡大ペースの継続や、米金利の急上昇などが好感され、124円台前半中心に底堅く推移。
NY金(8月限)は、ECBの金融緩和継続発言によるドル高加速や原油急落が圧迫、テクニカル売りを誘って反落した。
NY白金(7月限)は、米自動車販売の増加で前日高値を上回ったが、ドル高・原油安や金の下落が圧迫、ユーロ圏の景気下振れリスクで値を消した。
NY原油(7月限)は、EIA統計で原油在庫が5週連続して減少し、クッシング原油在庫が6週連続して減少したことを受け、発表直後に61.43ドルへ急伸したが、前日高値を試すまでには至らず、その後は戻り売りへと転じた。製油所稼働率が低下に転じ、原油生産が2週連続で増加し、1983年1月の統計開始以降の最高水準を再び更新したことが嫌気された。また、イランが他のOPEC加盟国は経済制裁解除後の(イランの)増産を予想していると話したことや、ベネズエラのチャベス・エネルギー相が現在の市場は日量250万バレル程度の供給過剰と指摘したことなども圧迫要因となった。
シカゴ大豆(7月限)は、ドル高・原油安や南米大豆輸出の増加で下落したあと、ドル反落や産地の豪雨による作付け放棄や再作付け懸念、飼料穀物の急伸で前日高値を抜いたが、産地の好天予報による作付け回復観測や、南米生産高見通しの上方修正で値を消した。
シカゴコーン(7月限)は、ドル高・原油安や大豆・小麦の反落で値を消したが、ドル反落や小麦・大豆の切り返し、テクニカル改善によるファンドの買い戻しで上値を伸ばした。
本日は、コーン以外は、調整安で始まる見通し。