マグロ初競りは日本勢が落札

　５日早朝、東京・築地の中央卸売市場の「初競り」で、１本２６９キロの青森県大間産クロマグロが５６４９万円（１キロ当たり２１万円）で競り落とされ、これまでの最高値だった昨年の３２４９万円（同９万５千円、北海道戸井産）を上回った。

　落札したのは、すしチェーン店「すしざんまい」運営の喜代村。

　広告費だと思えば安いかも。

　昨年までは、香港の寿司チェーンなどが落札していたが、ここ最近の上海株に見られるように、一時の勢いは落ち込んでいるのかなぁ

　　

昨晩の海外市場

　昨晩の海外市場は、こちら。画像をクリックすると拡大します。
　スペイン政府の銀行再編による融資申請検討の報や、ＥＣＢの追加利下げ観測、ハンガリー金融市場では国際通貨基金（ＩＭＦ）と欧州連合（ＥＵ）との金融支援をめぐる協議が今年前半に完了しないのではとの思惑などから欧州債務危機の拡大懸念が強まりユーロが再び売られる展開に。ユーロ圏財務相会合のユンケル議長（ルクセンブルク首相兼国庫相）が、欧州連合（ＥＵ）が計り知れないリセッション（景気後退）に直面しているとの見解を示したことも嫌気された。
　リスク回避の動きが意識されたが、金は安全資産への逃避買いから反発。ホルムズ海峡をめぐる西側諸国とイランの緊張の高まりが続く中、ＥＵ加盟２７カ国がイラン産原油の輸入禁止で基本合意し、今月３０日には最終合意に達するとの見通しを示したことでＮＹ原油が反騰した事も支援材料となった。
　一方、株価や景気関連との相関が高いＰＧＭ系は反落。
　本日の東京商品市場は、原油・石油製品市場が堅調、貴金属・穀物・ゴムなどはまちまち、の予想。

コラム更新しました

　毎年恒例のバイロン・ウィーン氏の「びっくり１０大予想」が実現した場合の商品市場への影響を簡単にまとめました。

　参考にして頂ければと思います。

　みんコモのコラムです。

　　

昨晩の海外市場（ヘッドライン）

ドル円：積極的な売りが手控えられたものの、安値圏でのもみ合いが続いた

ＮＹ金：安全への逃避買いで金が切り返して続伸

ＮＹ白金：ドル高・株安の加速が圧迫して続落

ＮＹ原油：ＥＵのイラン産原油輸入停止合意で続伸

シカゴ大豆：ＥＵのイラン原油禁輸による原油高をはやして続伸

シカゴコーン：南米の降雨予報も、原油反発で買い戻しが入る

ＮＹコーヒー：戻り売りなどに押され続落

ＮＹ粗糖：対ユーロでドル高から買いが続かず、終盤は高値調整から反落

　　

日本一の下足番

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ」

〜小林一三〜

　　

びっくり１０大予想

　毎年恒例のバイロン・ウィーン氏の「びっくり１０大予想」。

（１）原油はバレル８５ドルに下落

（２）Ｓ＆Ｐ５００は１４００ポイント超え

（３）米実質ＧＤＰ成長率は３％超、失業率は８％未満に低下

（４）大統領選はバラク・オバマ氏対ミット・ラムニー氏に。民主党は下院で勝利するが、上院では敗北

（５）欧州はソブリン債危機の解決に向けた広範な計画を作成。ギリシャとイタリアが債務を再編。スペインとアイルランドが財政を強化。銀行のメルトダウンは回避。欧州経済は縮小。

（６）主要金融機関へのハッカー攻撃

（７）スカンジナビアやオーストラリア、シンガポール、韓国など「自国経済を賢明に管理している」と思われる国の通貨が買われる

（８）米議会が今後１０年間で債務を１兆２０００億ドル削減することで合意。国防費やメディケア（高齢者医療保険制度）費用、農業への助成金、さらに一部の税控除をカットへ

（９）シリアのアサド大統領が更迭

（１０）中国、インド、ブラジルの株価指数が１５〜２０％上昇

　　

ＮＹ金（チャート分析）

　ＮＹ金は続伸しているものの、２００日移動平均線が上値抵抗として機能している。
　同水準を終値ベースで上抜くと強気感が増す。２００ＭＡの終値ベースの攻防が焦点。

　　

本日の注目

　本日はユーロ圏ＨＩＣＰが注目。市場予想を下回ると、ＥＣＢ追加利下げ期待を強めユーロ売り圧力が意識される。
　週末の雇用統計を占ううえで、米ＡＤＰ雇用統計にも注目。

　本日アジア時間昼にかけ結果発表が予定される米アイオワ州共和党党員集会での次期大統領選候補選出では、ロムニー前マサチューセッツ州知事のリードが伝えられている。１１月６日の大統領選に向けて、両党の代表がだれになるのか、政治ファクターの強まりと共に注目したい。

　　

日本力

　東証アローズで行われている大発会セレモニーでの紫舟さんの書は

　「日本力」

　素晴らしい！

　　

アルゼンチン乾燥天候続く

　アルゼンチン気象当局が発表した予報によると、３日はラパンパ州南東部で散発的なにわか雨が降る可能性はあるものの、大豆・トウモロコシ主産地でまとまった雨は予想されていない。

　ブエノスアイレス穀物取引所の気象専門家は、高温乾燥天候が８日まで続き、１０
日まで長引く可能性もあると指摘。「雨が降るとすれば、１１日か１２日を過ぎてからだろう」とコメント。

　　

大発会

　東京商品市場、大発会は一部銘柄でＣＢでスタート。

　　

１月のメリマンの重要変化日

１月のメリマンの重要変化日


通貨：１月13日〜16日

日経平均：１月19日

貴金属：１月1８日（１月２4日に近い可能性）

原油：１月２3日

穀物：１月18日（１月13〜24日）

　　

昨晩の海外市場

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　オーストラリア、中国とインドの製造業活動拡大などからリスク回避の動きが後退する中、１２月の米ＩＳＭ製造業景況指数が事前予想を上回り６カ月ぶりの高い伸びとなったことで、リスク回避の動きが後退、対主要通貨でドルと円が売られ、株高・商品高となった。
　ＮＹ原油は、西側諸国とイランの緊張も材料視された。イランは２日、ペルシャ湾での軍事演習で、長距離ミサイル２発の試射を行い、成功したと発表。
　シカゴ穀物は、南米産の乾燥予報を好感。
　本日の東京商品市場は、日本の休場中に海外市場が大幅続伸した事を受けて、全面高で始まる見通し。時間外も続伸している銘柄が多い。

　　

紫舟

　東証アローズでは、書家の紫舟さんも大発会セレモニーに参加。斉藤社長も笑顔。

　　

日本休場中の海外市場の値動き推移

　日本の休場中の海外市場の値動き推移です。画像をクリックすると拡大します。
　リスク回避の後退で、株高・商品高となっています。