本日は米国が感謝祭で休場、指標発表も少ない中で、ドル安トレンドが続く場合には、ドル円が年初来安値トライの動きも想定される。

 
 円高は日本株安要因で、偽装献金問題もあり、内閣支持率にも響く可能性も。政府はデフレ懸念を強め始めたが、円高はデフレ傾向を強める方向に働くため、円高容認はデフレ懸念と矛盾する中、本邦当局の為替に関する発言に注意したい。
 
 当欄で前述したように榊原元財務官は「85円台では検討するだろうが介入の可能性は低い」としている。

 ユーロ円などのクロス円が高止まり円全面高となっておらず、藤井財務相も円ではなくドル安の問題だとの認識を示している。
 口先介入・牽制はあっても実弾介入は、米国とのコンセンサスが取れないと、実現しないと思われる。

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