米エール大学の投資委員会は09年度末に、未公開株への投資を21%から26%に、商品および不動産への投資を29%から37%に拡大することを決定したが、09年度(08年7月〜09年6月)は、未公開株の資産価値が24%、商品および不動産は34%それぞれ下落。結果として、同大の基金の25%近くが同年度中に失われた。
 
 同大学が18日発表した基金に関する年次報告によると、未公開株や商品、不動産投資で大規模な損失を出したにもかかわらず、今後もこれらへの投資を拡大することを決定した。

 同大の最高投資責任者(CIO)、デービッド・スウェンセン氏は逆張り投資家として有名。

 報告では「分散投資が金融危機からポートフォリオを守れないなら、なぜ分散投資をする必要があるのか」と強調。「答えは、分散投資がより低いリスクでより高いリターンを求められるからだ」と指摘。

「分散投資」vs「集中投資」、「順張り」vs「逆張り」の答えは、中々出ない。

 時間軸や資産規模などによって、答えが違ってくるため。

 それぞれに合った投資手法を考えたい。

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