83556191.jpg ジム・ロジャーズはブルームバーグTVとのインタビューで、「人民元が対ドルで過大評価されているのか過小評価されているのか、市場に教えてもらいたい。中国が人民元のフロートを容認することを望む」と述べた。

 中国人民銀行(中央銀行)は、2008年7月以降、人民元を1ドル=6.8元近辺に事実上固定している。

 J・ロジャーズは「人民元が上昇すれば多くの人々にプラスだ。すべての輸入品が値下がりする」と説明。「それが中国のインフレ問題の大いなる助けとなる。中国はインフレ問題を抱えている」と指摘。さらに、中国、インド両国の経済は引き続き拡大するものの、世界の他国・地域の成長が鈍いままでは両国だけで世界経済を救うことはできないとの見方を示した。
 また、世界の株式相場は09年3月の安値からの上昇後、調整する方向にあると話した。

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