本日は主要指標発表はなく、人民元切上げの有無が焦点。週末であり、マーケットに大きな影響を与えない時間帯に動く可能性には注意したい。

 人民元切上げあるいは変動幅拡大は一時的な円高に繋がり易いとみられるが、切上げの場合のリスク回避度の高まり(米国債への資金流入・米金利低下とドル安)と、元切上げによる外準増加ペースの鈍化と中国のドル買い・米国債買い余力の低下(米金利上昇とドル高要因)のどちらが支配的になるかに注目したい。

 週末+人民元切り上げ思惑に加えて、金はここ最近の急上昇で実需の買いがストップしている状況。ここからは投機筋の動き次第の展開に。今の水準で利食いに回るのか、それとも高値更新させ売り方の踏みを誘った後に途転するのか注視したい。
 いずれの場合も、実需の買いが途絶えているという事は、修正の時間は接近している感触。14日が新月。

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