f290f391.jpg フィッチがギリシャのソブリンおよび5金融機関の格付けを引下げたとの発表もあったが、週末は信用スプレッドの再拡大など懸念が再び高まっていたギリシャ問題に関して、EU当局がギリシャ向け支援条件につき合意に達したとの思惑が台頭、必要な場合に迅速に支援が実行される可能性が高まったことからユーロが対主要通貨で上昇。
 
 さらに11日にユーロ圏首脳が電話会議を行い、期間3年の融資を最大450億ユーロ(ユーロ圏300億、IMF150億)、現在の市場金利より低めの5%程度で行うことで合意したと発表、IMFも支援協力姿勢を確認し、本日早朝からユーロが大幅反発となっている。
 
 ギリシャ支援問題を巡る不透明感の低下は、リスク資産の売り圧力を弱める可能性。

にほんブログ村 先物取引ブログへ
  にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ