本邦2QGDP成長率が市場予想を大きく下回ったことに加え、NY連銀製造業景況指数、NAHB住宅市場指数ともに市場予想を下回る中、ドルが対主要通貨で下落する展開。

 本邦成長率の予想比下振れは、政府・日銀の景気判断の下方修正と円高阻止策や追加金融緩和が意識される可能性もあるが、先週末に報道された首相・日銀総裁会合については日程すら未定で、失望売りに繋がる可能性も大きい。徐々に実弾を伴わない口先介入しかできないとの思惑も出てくる。

 本日は米住宅着工や鉱工業生産が注目材料。米景気減速継続シナリオが強まっており、弱気見通しの転換になるためには予想比での上振れが連続して出てくる必要がある。

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