今週はG20サミット(11-12日、韓国)が開催されるが、通貨の競争的切り下げの回避など先月のG20財務相・中央銀行総裁会議の内容を踏襲するものとなる可能性が高く、足元の為替相場への影響は限定的か。

 今週は主要な米経済指標の発表はないが、水曜日の英中銀四半期インフレ報告、木曜日の豪雇用統計、中国経済指標なども注視したい。ユーロ圏のCDSスプレッドが、再び動意付いており、こちらの動きにも注意したい。

 ユーロと商品市場の相関は高く、ユーロ高に修正があるようなら、商品市場も修正入りが意識される。

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