20110406 昨晩の海外市場は、こちら。画像をクリックすると拡大します。
 バーナンキFRB議長が講演でインフレを警戒する発言を行ったことを受け、米利上げ時期が予想よりも早まるのではとの思惑や、欧米との金利差拡大見通し、日本経済の弱さなどから主要通貨での円売りの動き。
 3月のFOMC議事録で景気回復が勢いづいてきたとの見方が示され、6月末で量的な金融緩和解除の可能性が高まったとの見方などから、ドル円は85円台。
 ユーロ・ドルは、ポルトガル格下げなどからポジション調整絡みの動きなどに押されたものの、引き続き7日のECB理事会での利上げ観測の高まりが下値を支えた。
 商品市場は、中国人民銀行が預金準備率を引き上げたものの、悪影響が長続きしなかったこともあり、原油・大豆・粗糖以外は全面高。
 NY金は、終値ベースで三角保合いの上限を突破した。
20110406-2 本日の東京商品市場は、円安+海外高で粗糖以外は、前日比全面高で始まる見通し。ただし、時間外が修正気味で始まっているため、高寄り後は、利喰いからの下押しの動きも要想定。

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