wti 今週12日(火)の時事通信社「アナリストの目」での寄稿で

『〜前略)。CFTC建玉明細での大口投機玉の買い越し水準が高いことで、リビアの停戦合意や、短期的な買われ過ぎ感もあるユーロに調整が入ると、NY原油市場もポジション調整絡みの下押しが予想される。
 一方、金・原油比価(NY金÷NY原油)の観点からは、依然として原油の割安感がある状況が続いており、中東・北アフリカ地域の地政学リスクが落ち着きを見せるか、世界的な株価が原油高を嫌気して連鎖的に下落するなどがなければ、原油市場の下値も限定的だろう。下値支持は、100〜105ドル水準。(〜後略)』

と書いたが、結局一目均衡表の基準線と重なる105ドル水準で下支えられ反騰となった。

 今晩発表されるCFTC建玉明細でのファンド玉の整理具合に注目したいが、ある程度買い玉のポジション調整が進んでいるなら、新たにファンドは買いを仕込みやすくなる。

 今年の原油市場に関しては、地政学リスクの高まりから、需給+リスクプレミアムが相当付く可能性が高いと見る。

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