国際穀物理事会(IGC)月報によると、2011〜12年度の世界小麦生産予想を従来予想に比べ500万トン下方修正され、6億6700万トン。欧州と米国の天候不順が理由。

 最も大幅に下方修正されたのは欧州の小麦生産で、従来予想の1億4400万トンから1億4100万に引き下げられた。欧州の3大小麦生産国のフランス、ドイツおよび英国の生産予想はいずれも下方修正された。

 米国は5600万トンで、従来予想の5750万トン、前年度実績の6000万トンを下回った。

 一方、11〜12年度の世界トウモロコシ生産予想は従来予想に比べ100万トン上方修正され、過去最高の8億4800万トン。これは前年度実績の8億1200万トンを大幅に上回るが、同年度の消費予想の8億5300万トンを依然下回る水準。

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