共同通信によると、政府が編成する2016年度第2次補正予算案で、経済対策の歳出は一般会計で3兆9871億円、東日本大震災復 興特別会計などを含めると4兆5221億円となる。財源の不足を補うため建設国債2兆7500億円を追加発行する。事業費28兆1千 億円に上る経済対策の第1弾として24日に閣議決定し、9月召集の臨時国会に提出する。

・1億総活躍社会の実現加速に総額7137億円。
・子育て・介護の環境整備は2770億円。
・低所得者に1万5千円を配る給付金に3673億円。
・21世紀型のインフラ整備に総額1兆4056億円。
・訪日観光客の誘致に1001億円。
・農林水産物の輸出促進などは4317億円。
・財政投融資を活用し、リニア中央新幹線に1兆5千億円。
・整備新幹線の建設に8279億円を追加。
・英EU離脱問題への対応や中小企業の支援に4340億円。
・資金繰り支援に1539億円。
・地方創生の推進に1625億円。
・震災復興と防災強化には1兆9688億円。
・熊本地震の復旧・復興に4139億円。
・東日本大震災に5456億円。