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 米JPモルガンは、3日付けの顧客向けノートで、フランス大統領選で極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首が勝利した場合、ユーロ/ドル相場はパリティ(等価)を割り込んで下落し、仏独10年債利回り格差は2%ポイントに拡大するとの見方を示した。

  JPモルガンは、ルペン党首が勝利すれば、「ユーロは数週間のうちに0.10ドル(約10%)安の0.98ドル程度まで下落、原油相場は5─10%落ち込むだろう」と分析。

 、ルペン党首が大統領に就任し、政権および議会も大統領を支持するシナリオでは、仏独10年債の利回り格差は現在の73bpから200bpに拡大する可能性があるとした。