カナダの産金業者で世界最大手のバリック・ゴールドは、南米ペルーのラグーナス・ノルテ鉱山について、権益の一部または全ての売却を含めた選択肢を検討中。

 検討はトロント・ドミニオン銀行と連携して進められている。バリックは50%の権益保有維持を選好する可能性があるものの、露天掘りのラグーナス・ノルテ鉱山のオペレーターにとどまる意向かどうかは不明。

 スイス金融大手クレディ・スイスのアナリストは、ラグーナス・ノルテ鉱山の純資産価値を7億1100万ドルとした。業界専門家は鉱山の品質が高い点を踏まえ、評価額が純資産価値の約2倍の14億ドルに上る場合もあると語っている。

 バリックとトロント・ドミニオン銀行は、ノーコメント。

 ラグーナス・ノルテはアンデス山脈の海抜4000メートルに位置し、バリックの中核鉱山5カ所の一角を占めている。確認鉱量と推定鉱量の合計は昨年末時点で420万オンス。