中国の仮想通貨ビットコイン取引所運営大手3社は、中国人民銀行(中央銀行)の監視強化を受けて一時停止していたビットコインの引き出しを約4カ月ぶりに可能にした。

 中国人民銀は今年初めに監視を強め、取引所運営会社に対する調査に着手したことから、取引規模は急減。
主要運営会社は2月初旬から引き出しを一時停止し、当局と協議しながら取引手数料の導入や顧客の身元確認の強化といった措置を取った。

 引き出し再開は、人民銀がビットコインを禁止対象にしない意向を示したことを受けて決まった。

 比特幣中国とOKコインは、1日当たり10ビットコインの引き出し上限を設けている。