米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は14日、北朝鮮・寧辺の核施設の熱分布画像を分析した結果、再処理施設で少なくとも2度、使用済み核燃料棒の再処理を行い、プルトニウムを抽出した可能性があると明らかにした。

核兵器に転用可能なプルトニウムの保有量を増やす狙いとみられるが、抽出量は不明。

 熱画像の分析では、昨年9〜10月に再処理施設の温度が周辺より上昇。いったん低下した後、今年3〜6月に再び上昇したことが分かった。米韓研究所は「北朝鮮が再処理を行ったことを示唆する」と指摘。

 ウラン濃縮施設でも温度の上昇が確認された。ただ、遠心分離機の作動によるものか補修活動かは判別できず、「(核兵器に使用できる)高濃縮ウランを生産しているとは結論付けられない」としている。

 米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は4月に公表した報告で、北朝鮮は分離プルトニウム33キロを保有していると指摘。核兵器13〜30個を保有し、年3〜5個のペースで増やしている可能性があると説明説明。