南アフリカの白金大手ロンミンは7日、資金調達に向け、余剰な白金精製設備(処理能力は最大で年間50万トン)を含む一部の資産売却とコスト削減策を発表。

 2018年9月末までに、少なくとも年間5億ランド(3730万ドル)のコスト削減を図る計画。ロンミンは、南アの経済低迷と、白金産業へのインフレ圧力で打撃を受けたと指摘した。ランド相場の対ドルでの上昇も経営への打撃となった。同社は収入をドル建てで受ける一方、経費支払いはランド建てで行っている。