米ネブラスカ州規制当局は、カナダのパイプライン運営会社トランスカナダが進める「キーストーンXLパイプラン」建設計画について、今週、最後の公聴会を開く。

 その後、年内に建設ルートを承認するかどうか決定する。

 州の承認は、トランプ大統領による認可のあと大幅に遅れている建設開始に向けた、最後の大きなハードルとなっている。

 全長1179マイル(1897キロメートル)のキーストーンXLは、カナダ・アルバータ州のオイルサンド地域と米製油所を結ぶ。同パイプライン建設計画は、10年近くにわたり、議論の的になっている。

 環境保護団体は、原油漏れや地球温暖化への懸念を強めている一方、建設支持側は、燃料価格が安くなり、安全保障に寄与し、雇用創出にもつながると主張している。

 オバマ前大統領は、環境上の理由からパイプライン建設計画を却下していたが、トランプ政権は3月、これを認可。

 しかし計画成立には、パイプラインが通る3州の認可が必要で、ネブラスカ州は残る最後の1州となっている。
ネブラスカ州公益事業委員会は、パイプラインが同州の公益になるかどうか、11月までに判断する方針。