yen

ドル円:トランプ大統領が製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散したことでドル売りが強まっていた流れの中で発表されたFOMC議事録で、バランスシート縮小開始については次回9月FOMCでの開始を示唆する内容となっていたが、大半のメンバーが2%を下回るインフレは予想以上に長引くと予想していたことからドル売りの動き。

dow

NYダウ:FOMC議事要旨で、多くのメンバーが物価上昇率が目標の2%を下回る状態が「予想以上に長期化する可能性がある」と指摘していたことから、FRBによる緩和的な金融政策が長期化し、株式市場への資金流入が続くとの期待が広がり続伸。

nyg

NY金(12月限):米住宅着工件数が予想外に減少したことを受けてドル高が一服すると、トランプ米大統領の助言組織解散や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録発表をきっかけに地合いを引き締め反発。


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NY銀(9月限):米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録発表などを受けてドル安が進むと、この日の高値1711.5セントを付けた。

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NY白金(10月限):米住宅着工件数が予想外に減少し、ドル安に転じたことを受けて時間外取引の高値を突破し、テクニカル要因の買いが入ると上値を伸ばした。トランプ米大統領の助言組織解散や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録発表をきっかけに一段高となり、この日の高値984.4ドルを付けた。

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NYパラ(9月限):FOMC議事録発表後にドル安が進んだことを受けて一代高値を更新。

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NY原油(9月限):米エネルギー情報局(EIA)週報で、日量2000万バレル超の堅調な石油製品需要が続くなか、原油在庫は減少基調を維持したものの、原油生産量が一段と拡大したことが嫌気され続落。米原油生産量は日量950万2000バレルまで拡大し、2015年7月以来の高水準を更新。統計開始以来の最高水準に迫っている。

cs

シカゴ大豆(11月限):米国産地に降雨予報が出ていることに上値が抑えられるなか、前日の安値を小幅に更新したものの、中国や仕向地不明の大口の成約の発表や、前日の圧砕報告を好感した大豆油高などで下値を支えられ、FOMC議事録を受けたドル安などもあり、総じて小幅高で引けた。

cc

シカゴコーン(12月限):コーンベルトの降雨による、さらなる作柄改善観測、小麦安などが圧迫要因となり、年初来安値を更新。