エネルギー業界各社が発表した4〜6月期決算に基づく調査会社の予測によると、米国最大の油田鉱区パーミアン盆地のシェール生産は、今年末までに日量30万バレル増加する見通し。

この予想は、このところの増産ペースが続かないとの懸念に反したものとなった。

英調査会社ウッド・マッケンジーは、テキサス州西部とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地の生産量は12月末までに日量30万バレル増加すると予測。昨年末時点での予想から20万バレル引き上げた。

ノルウェーの調査会社ライスタッド・エナジーも、同30万バレル増加するとみている。18年のパーミアン盆地の生産量は、両社ともに日量270万バレル前後と予想している。

パイオニア・ナチュラル・リソーシズは今月初め、4〜6月期の生産量が予想外に減少したことや掘削コストが一部増加したことを公表。これを受けて、投資家はパーミアン盆地で操業するシェール企業の株を手放した。多くのエネルギー企業は、原油価格が1バレル=50ドルを下回っていることや生産効率の改善を理由に今年の設備投資費を削減している。