yen

ドル円:北朝鮮情勢を巡り、米政府高官が外交による解決を目指す考えを相次いで示したことで、米朝の軍事衝突への警戒が薄れ、前週に警戒感から円が買われた反動で、円を売り直す動きが優勢。NY連銀のダドリー総裁が、米景気が想定通りに進展した場合には「年内にあと1回の利上げ実施を支持する」と述べたこともドル買いの一員。

dow

NYダウ:北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクが若干和らいだことへの安心感から買われ、続伸。ITや金融を中心に幅広い銘柄に買い戻しが入った。

nyg

NY金(12月限):北朝鮮情勢に対する懸念が後退したことや、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けてドル高に振れたことを受けて反落。

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NY銀(9月限):北朝鮮情勢の緊張緩和を受けて金主導で軟調となったが、押し目を買われて上昇した。

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NY白金(10月限):北朝鮮情勢の緊張緩和や為替がドル高に振れたことを受けて反落。

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NYパラ(9月限):金軟調に上値を抑えられたが、北朝鮮情勢の緊張緩和を背景とした株高を受けて反発。

wti

NY原油(9月限):米エネルギー情報局(EIA)が発表した掘削生産性報告(DPR)で、シェールガス生産の主要7地域の原油生産量が一段と拡大する見通しであると伝えられたことが嫌気され反落した。DPRによると、7月の掘削済み・未仕上げ坑井(DUC)は7059本まで増加している。

cs

シカゴ大豆(11月限):前週に発表された米農務省(USDA)の需給報告での米生産量見通し上方修正が引き続き弱材料となるなか、テクニカルを手掛かりにした売りが見られたこともあり、反落した。コーンベルトでの降雨が予測されていることも弱材料となった。

cc

シカゴコーン(12月限):前週にUSDA需給報告を受けて大きく値を落とした後で、下げ修正のための買い戻しが引き続き見られたことから小幅続伸した。