世界貿易機関(WTO)は22日の紛争処理機関(DSB)会合で、中国の穀物関税が国際貿易ルールに違反していないか審理する紛争処理小委員会(パネル)の設置を決めた。米国が昨年12月に提訴していた。

 米国は中国がコメや小麦、トウモロコシの関税割当制度を不当に運用したと主張。中国は反論している。