行動経済学の研究で今年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー教授は10日、世界中で株価が着実な上昇を続けていることに触れて「私には謎だ。世界的に非常に大きな不確実性が存在する局面で信じられないほどボラティリティーが低いというのは、不思議なことに思われる」と語った。

 「経済にはリスク要因が少なくないのに、市場はひたすら楽観を続けており、これが人生最大のリスクの瞬間を生み出している」と警鐘を鳴らした。