CapD20171013
 
 国際エネルギー機関(IEA)月報で、2018年の原油市場はおおむね需給が均衡するとの見通しを示した。消費拡大が3年間続く余剰在庫の取り崩しに寄与し、生産の急増分も相殺するとみられている。

 IEAは、17年の世界原油需要の伸びを日量160万バレルに据え置いた。18年の伸びは140万バレル。月報は、「18年は4四半期のうち3期でおおむね市場は均衡する」とした上で、「18年通年では、原油需要の伸びと石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の増産分がほぼ同量となる」と分析。

 OPEC原油の需要は、17年10〜12月期に日量3298万バレルに増加。18年1〜3月は3187万バレルに落ち着くと予想。

 OPEC非加盟国の原油生産については、米国の増産などにより、17年は70万バレル増。18年は150万バレル増の5960万バレルに達するとみている。

 経済協力開発機構(OECD)諸国の8月の在庫量は、1420万バレル減少し、30億1500万バレルとなった。