南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)から13日午後に韓国側へ亡命中に銃撃を受けた北朝鮮兵士はソウル近郊の水原市にある亜州大病院で手術を受けたが、危篤状態。

 手術を執刀した李国鍾教授は、「今後10日間は何度も峠を越えなければならない。臓器の状態が深刻で、強制的に縫合した状態」と明らかにした。
 李氏は2回目の手術について、「明日か明後日、患者の状態をみてから決める」として、「原則的に48〜72時間の観察後、2回目の手術を行う」と述べた。「韓国に来ようとした人なので、可能な限り助けるための努力をしている」とした。