トムソンロイターGFMSとシルバー・インスティチュート(SI)の中間報告によると、2017年の銀は955トンの供給過剰の見通し。前年の591トンの供給不足から供給過剰に転じる。

供給は鉱山生産の減少を二次供給の増加が相殺し、前年比0.1%増の3万1352トン。需要は投資需要が同37%減の4044トン、宝飾・銀器が同2.6%増の8242トン、工業用が同3%増の1万8071トンとなるなか、同5%減の3万0357トンとなった。

平均価格は17.13ドルと前年の17.14ドルから下落する見通し。ただ2018年は18.80ドルに上昇すると予想された。