中国銀行業監督管理委員会(銀監会、CBRC)は6日、商業銀行の流動性リスク管理に関するルール草案を公表。銀行によるリスク評価の枠組み改善や新たな市場環境での銀行システムの保護が狙いで、来年3月1日発効となる。

 草案では、銀行の流動性リスクを測る三つの指標を導入した。

 安定調達比率は、事業開発のための長期にわたる安定的な資金調達が可能かを判定する指標で、資産総額2000億元(約302億4000万ドル)以上の商業銀行に適用される。資産2000億元未満の商業銀行には、景気が悪い状況下で短期的な流動性ギャップを埋めるだけの高品質資産を保有しているかをみる適格流動資産比率を適用する。

 また、資産・負債のデュレーション構造を評価する流動性マッチング比率を全商業銀行に適用する。