ムニューシン米財務長官は11日、トランプ大統領がスイスのダボスで23〜26日に開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加した際、トランプ政権の経済政策と世界経済への影響や、公正な貿易の重要性を訴えると明らかにした。

 会議にはムニューシン氏のほか、ティラーソン国務長官、ロス商務長官、クシュナー大統領上級顧問ら閣僚を含む政府高官12人が同行する。一国でこれだけの高官がダボス会議に参加するのは異例。

 ムニューシン氏はホワイトハウスでの記者会見で、「トランプ大統領は互恵的、自由、公正な貿易について語る見込みだ」と説明。トランプ氏が各国首脳や世界の大企業経営者らが集まるダボス会議で、米国の貿易赤字削
減に向けた通商政策を推し進める考えを改めて訴えると語った。

 また、米国とカナダ、メキシコが再交渉中の北米自由貿易協定(NAFTA)について、カナダが米国の協定離脱を懸念しているとされることをめぐり、協議で米国の要求が通らなければ「米国は協定を離脱する」と明言。