米気象予報機関(NWS)傘下の気象予報センター(CPC)は11日公表した月次予報で、北半球で冬季にラニーニャ現象が続く確率を85〜95%と発表。前月の予報では約80%だった。

 春にはエルニーニョ・南方振動(ENSO)に移行するとみている。

 CPCは「最新の観測データなどによると、現在発生中の弱めから中程度のラニーニャ現象は今がピークで、春にかけて弱まる」との予想した。前回のラニーニャ現象は2016年に発生し、17年初めに終息した。