国際エネルギー機関(IEA)月報は、2018年の原油市場の動向について「米国を中心とする非石油輸出国機構(OPEC)加盟国の生産が需要増を上回るペースで拡大する」と見込み、米国のシェールオイルの生産増が価格押し下げ要因になると予想。

 米国のシェールオイルは当初、コスト高が難点とされたものの、月報によれば現在は効率化が進み、米国は急速に生産量を増やしている。
 月報は18年の米国の生産量は前年比12%と大幅増の日量1472万バレルに達し、ロシアを含む旧ソ連圏の1442万バレルを抜いて世界最大になると見込んだ。

 月報は、原油をめぐるファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は価格を下支えする要因が乏しく、相場は既に調整局面を迎えたと分析している。