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ドル円:トランプ政権の保護主義貿易や政権幹部の相次ぐ辞任など不透明感が強い中、円買いの地合いが続いていたが、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、徐々にドル売りポジションを調整する動きが広がり、ほぼ横ばいとなった。

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NYダウ:反発。前日まで3日続落していた反動から値頃感が生じている銘柄に買いが入った。また、この日朝方に発表された米経済指標がおおむね堅調だったことや原油相場がしっかりに推移していることも支援材料となった。引けにかけては上げ幅を縮小した。

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NY金(4月限):続落。時間外取引ではユーロ高を受けて堅調となったが、日中取引では、米輸入物価指数の上昇などを受けてドル高に振れたことが圧迫要因になった。

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NY銀(5月限):反落。ドル高に圧迫された。売り一巡後はユーロ安一服を受けて下げ一服となった。

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NY白金(4月限):続落。時間外取引ではユーロ高などを受けて堅調となったが、日中取引ではドル高を受けて軟調となった。

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NYパラ(6月限):続落。ドル高を受けて軟調。

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NY原油(4月限):続伸。国際エネルギー機関(IEA)が需要見通しの伸びを若干上方修正したことや、
サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が4月の生産量を日量1000万バレルを下回る水準に維持すると述べたことが相場を支えた。

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シカゴ大豆(5月限):反発。売り一巡感が広がったあと、好調な大豆圧砕高が好感されて買い戻された。ただ、依然としてトランプ大統領の貿易に対する保護主義的な姿勢を受けた輸出減退の可能性を懸念する声や、米国の今春の作付面積が過去最大に達するとの見方が重石となり、上げ幅は限定された。

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シカゴコーン(5月限):続落。米農務省(USDA)発表の輸出成約高が260万5100トンと事前予測の上限を大幅に上回る好調な内容だったにもかかわらず、輸出が伸び悩んだ小麦市場の弱い足取りに追随する売りに下押された。