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昨晩のNY原油(6月限)は続伸。前日比0.35ドル高の1バレル71.31ドルで取引を終えた。米国による経済制裁でイランの原油輸出が減るとみた買いが続き、一時は71.92ドルと2014年11月下旬以来、およそ3年半ぶりの高値を付けた。

 朝方に高値を付けた後は下げに転じる場面があった。米長期金利の上昇や米株安を受け、投資家がリスク資産を手じまう動きが強まった。

 16日にエネルギー情報局(EIA)が発表する週間の米石油在庫統計を見極めたい向きも多く、上値も下値も限定的。