ロシアのアルミ生産大手ルサールは25日、創業者で大株主のオレグ・デリパスカ氏が取締役を辞任したと明らかにした。
 ルサールは声明で「オレグ・デリパスカ社外取締役は今月25日付で取締役の職を辞することを表明した」と発表。同グループの経営陣は、米財務省外国資産管理局(OFAC)による制裁が科されて以来、同社と株主の利益を保護するための努力をしており、今回の人事はそれに伴うものだとした。

ルサールは24日、最高経営責任者と取締役の半数が辞任したと発表していた。