ドル円:一時110.95円近辺まで上昇。期末で日本時間0時のロンドン・フィキシングの動きが注目されたが、ポジションはドル超過だった模様でフィキシングにかけてドル売りが強まった。ドル円も一旦上値が抑えられていたものの、ロンドン・フィキシングを通過するとドル売り一服。 しかし、米株式市場がひけにかけて急速に戻り売りに押されたことでドル円も110.65円付近で伸び悩みとなった。トランプ大統領がWTOからの脱退を検討しているとの報道が流れドル円が急速に売られる場面もが見られた。ムニューシン米財務長官が報道を否定したことから崩れるまでには至らなかったが、戻り売り圧力も根強かった。
NYダウ:続伸。前日夕に発表した四半期決算を手掛かりにスポーツ用品のナイキが急伸し、ダウ平均を押し上げた。原油高を受けてシェブロンなど石油株が上げたのも相場上昇に寄与。
NY金(8月限):小反発。時間外取引では欧州時間のユーロ高などを受けて小高くなった。日中取引では、ドルが対円で堅調に推移したが、対ユーロでは下落したことでジリ高となり、修正高となった。
NY銀(9月限):反発。時間外取引から買い優勢となり、日中取引も金が堅調に推移したことから上げ幅を拡大。
NY白金(10月限):反発。時間外取引では売り優勢となり、846.4ドルまで下落し、一代安値を更新。引けにかけて、850ドル台を回復したが、小幅続落状態からは抜け出せず。
NYパラ(9月限):貴金属高に加え。ニューヨークダウが一時大幅高も追い風となり、上げ幅を拡大し、950ドル台を回復。
NY原油(8月限):続伸。米国の制裁でイランの原油供給が減るとの見方やカナダの供給減などから、需給が引き締まるとみた買いが続いた。カナダのオイルサンド施設の操業停止が続くとみられていることも買いにつながった。米国にオイルサンドから原油を輸出しているカナダのアルバータ州で、電力不足により日量36万バレルの生産が停止している。これがブレントの鞘修正の一因。
原油供給を巡っては、リビアの原油輸出が滞る可能性も懸念されている。複数の供給減少要因が重なり、需給の引き締まった状況が続くとの見方が強まっている。上げ幅を縮小するも73.80ドルで買い支えられ、一代高値を更新。期近のつなぎ足としては2014年11月以来、3年7カ月ぶりの高値となった。
シカゴ大豆(7月限):続落。大口成約が好感されて買い優勢となる場面も見られたが、作付面積がコーンを上回ったことが弱材料視された。作付面積は8955万7000エーカー、作付意向面積(8898万2000エーカー)から上方修正したが、予想平均(8978万9000エーカー)を下回った。ただ、コーン作付面積(8912万8000エーカー)を上回ったことが弱気ととらえられた。前年実績は9014万2000エーカー。6月1日在庫は12.22億Bu、昨年同期の9.66億Buから増加し、予想平均の12.18億Buも上回った。
シカゴコーン(7月限): 反発。大豆が下押されたことに追随する場面もあったが、発表された作付面積が大豆を下回ったことが好感されたほか、小麦高を受けて買い戻されて前日高値を上回った。ただ、戻りでは売り直され、引けにかけて上げ幅を縮小。作付面積は8912万8000エーカー、作付意向面積(8802万6000エーカー)から上方修正され、事前予想平均(8837万2000エーカー9を上回った。前年実績は9016万7000エーカー。
6月1日在庫は53.06億Buと発表、前年同期(52.29億Bu)から増加し、予想平均(52.63億Bu)を上回った。
NYダウ:続伸。前日夕に発表した四半期決算を手掛かりにスポーツ用品のナイキが急伸し、ダウ平均を押し上げた。原油高を受けてシェブロンなど石油株が上げたのも相場上昇に寄与。
NY金(8月限):小反発。時間外取引では欧州時間のユーロ高などを受けて小高くなった。日中取引では、ドルが対円で堅調に推移したが、対ユーロでは下落したことでジリ高となり、修正高となった。
NY銀(9月限):反発。時間外取引から買い優勢となり、日中取引も金が堅調に推移したことから上げ幅を拡大。
NY白金(10月限):反発。時間外取引では売り優勢となり、846.4ドルまで下落し、一代安値を更新。引けにかけて、850ドル台を回復したが、小幅続落状態からは抜け出せず。
NYパラ(9月限):貴金属高に加え。ニューヨークダウが一時大幅高も追い風となり、上げ幅を拡大し、950ドル台を回復。
NY原油(8月限):続伸。米国の制裁でイランの原油供給が減るとの見方やカナダの供給減などから、需給が引き締まるとみた買いが続いた。カナダのオイルサンド施設の操業停止が続くとみられていることも買いにつながった。米国にオイルサンドから原油を輸出しているカナダのアルバータ州で、電力不足により日量36万バレルの生産が停止している。これがブレントの鞘修正の一因。
原油供給を巡っては、リビアの原油輸出が滞る可能性も懸念されている。複数の供給減少要因が重なり、需給の引き締まった状況が続くとの見方が強まっている。上げ幅を縮小するも73.80ドルで買い支えられ、一代高値を更新。期近のつなぎ足としては2014年11月以来、3年7カ月ぶりの高値となった。
シカゴ大豆(7月限):続落。大口成約が好感されて買い優勢となる場面も見られたが、作付面積がコーンを上回ったことが弱材料視された。作付面積は8955万7000エーカー、作付意向面積(8898万2000エーカー)から上方修正したが、予想平均(8978万9000エーカー)を下回った。ただ、コーン作付面積(8912万8000エーカー)を上回ったことが弱気ととらえられた。前年実績は9014万2000エーカー。6月1日在庫は12.22億Bu、昨年同期の9.66億Buから増加し、予想平均の12.18億Buも上回った。
シカゴコーン(7月限): 反発。大豆が下押されたことに追随する場面もあったが、発表された作付面積が大豆を下回ったことが好感されたほか、小麦高を受けて買い戻されて前日高値を上回った。ただ、戻りでは売り直され、引けにかけて上げ幅を縮小。作付面積は8912万8000エーカー、作付意向面積(8802万6000エーカー)から上方修正され、事前予想平均(8837万2000エーカー9を上回った。前年実績は9016万7000エーカー。
6月1日在庫は53.06億Buと発表、前年同期(52.29億Bu)から増加し、予想平均(52.63億Bu)を上回った。