石油輸出国機構(OPEC)月報によると、加盟国の6月の産油量は前月比0.5%増の日量3232万7000バレル。米国の経済制裁を受けるイランやベネズエラなどが減少する一方、サウジアラビアが大幅に増加。

 OPECは7月から増産に乗り出す。

 主な国別では、米の制裁対象となっているイランが0.6%減の379万9000バレル、同じく米制裁の影響で経済が混乱するベネズエラも3.4%減の134万バレルとなった。リビアは原油積み出し港の混乱で26.4%減の70万8000バレルと大きく落ち込み、アンゴラも5.8%減の143万1000バレルとなった。

 一方、サウジアラビアが4.0%増やし、1042万バレルを産出することで、全体の産油量を下支えした格好。

 6月の世界全体の産油量は0.6%増の9801万バレル。OPECの世界シェアは前月と同じ33.0%だった。

 OPECは6月22日の定例総会で増産のほか、コンゴの加盟を承認。6月の産油量などはコンゴも含む。