10日から始まったノルウェーの沖合石油・ガス掘削リグ労働者による賃金交渉をめぐるストは、週明け16日に規模が拡大する模様。
ただ、同国のエネルギー企業アケルBPは、ストが1カ月に及ばない限り、北海バルホール油田の生産に影響はないとの見通しを示した。

 ストの開始から4日目となった13日、労組関係者と仲裁者はともに、労使双方はまだ交渉に入っていないと明らかにした。

 アケルBPのヘルスビク最高経営責任者(CEO)はロイター通信に対し、ストが長引けば、バルホール油田の掘削施設などの操業停止につながると指摘。ストが1カ月から6週間に及んだ場合に、油田の生産量が日量「数千バレル程度」影響を受ける可能性があるという。

 同社のIR担当者は「一部の掘削井は今年末の生産を予定している。ストが続けば生産が来年にずれ込む恐れがあり、今年の生産見通しに影響が出る」と述べた。

 CEOによると、短期的には掘削ができない期間に保守点検を行う計画だという。