昨晩のNY原油(8月限)は続伸。前日比0.68ドル高の1バレル68.76ドルで取引を終えた。

 米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計では原油在庫が市場予想に反して増加し、売り優勢になる場面もあったが、売り一巡後に上げに転じた。

 既に時間外で米石油協会(API)週間在庫統計で、原油在庫が市場予想に反して増加した事に反応し織り込みが進んでいた事や、EIA在庫統計ではガソリン在庫が予想以上に減り、ヒーティングオイルなども予想に反して減少していた事を材料視した。
ガソリン小売価格が高値での推移を続けているなかでも、ガソリン需要は昨年並み
を維持している事も一因。