南米ベネズエラからの報道によると、反米左翼マドゥロ大統領が4日、首都カラカスの軍の行事で演説していたところ、爆発物を積んだドローンが上空で爆発した。政府高官らによると、マドゥロ氏は無事だという。ロドリゲス通信情報相は「大統領に対する攻撃だった」と確認、暗殺未遂との見方を示した。

 演説は国営テレビで生中継されていた。マドゥロ氏や壇上にいた妻シリア氏、パドリノ国防相が何かの音に驚いて上を見上げた後、映像が整列する兵士らの遠景に切り替わり、その後兵士らが散り散りに駆けだすところで生放送が中断された。