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ドル円:多額のトルコ向け債権を抱える欧州金融機関への悪影響が懸念されているほか、通貨安が進んでトルコなどの新興国がデフォルト(債務不履行)に陥れば世界的な信用収縮につながりかねないとの思惑が円買いを支えた。その後、昼ごろからはドル高・ユーロ安の加速が円の上値を重くする格好となった。
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NYダウ:反発。米国人牧師の拘束問題をめぐり関係が悪化する米国の対トルコ制裁関税強化をきっかけに、前週末から拍車が掛かったリラ売りが14日は一服。世界的に高まった投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。
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NY金(12月限):小反発。買い戻しなどが入って上値を伸ばしたが、ユーロ安を受けて戻りを売られて上げ一服となった。トルコリラが急反発したことを受けてリスク回避の動きが一服し、金の下支えとなった。
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NY銀(9月限):反発。トルコの通貨危機によるリスク回避の動きが一服したことを受けて買い優勢となった。
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NY白金(10月限):反発。リスク回避の動きが一服したことを受けて小じっかりで推移したあと、ユーロ安に上値を抑えられた。
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NYパラ(9月限):反発。株高などを受けて堅調となった。
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NY原油(9月限):続落。対主要通貨でドルが堅調に推移したことが重しとなった。ドルインデックスは年初来高値を更新している。
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シカゴ大豆(11月限):大幅続伸。週間作物進度報告で作柄悪化が伝えられたことに加え、アルゼンチンの大豆粕、大豆油の輸出関税引き下げ延期、輸出検証高報告で中国への輸出が見られたことが買いを促した。
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シカゴコーン(12月限):反発。前日発表の週間作物進度報告で良以上の割合が前週に比べて1%引き下げられたことが手掛かりとなって買われた。小麦高、大豆高も買い支援材料となった。