昨晩のNY原油(11月限)は、続伸した。前日比1.13ドル高の1バレル73.25ドルで終えた。一時は73.73ドルと期近物として約2カ月半ぶりの高値を付けた。

中国石油化工(シノペック)の9月のイランからの原油輸入量が半減したと報じられ、イランの供給減を見込む買いが強まった。

また、原油タンカーの事故に備えた保険をイランは確保しにくくなっており、欧米の保険大手がイランとの取引を避けている事も一因。

米国の原油掘削向け設備(リグ)稼働数が2週続けて減った事も、材料視された。